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2010年8月 1日 (日)

社民・辻本氏、社民党を離党

 先日の消費税増税を容認する発言(6月8日の記事)と並んで、ついに馬脚を露したなというのが、僕の感想です。

 同じく社民党の阿部知子政審会長も、消費税増税容認を明言してますが(7月5日の記事)、類似の思惑があるのでしょう。

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社民・辻元清美氏が離党の意向 27日に記者会見
(日経電子版 2010/7/26 23:56)

 社民党の辻元清美前国土交通副大臣=衆院大阪10区=は26日夜、重野安正幹事長に会い、離党する意向を伝えた。会談後、記者団に「私が色々悩んでいることもあり、そういうこと(離党)を含めて思いを伝えた」と述べ、27日に地元で記者会見する考えを示した。知名度の高い辻元氏の離党は社民党には打撃で、執行部は慰留する方針。

 辻元氏は同党が沖縄の米軍普天間基地の県内移設に反対して連立を離脱する際に慎重派だった。先の参院選で改選3議席を下回る2議席にとどまったことを機に、福島瑞穂党首ら執行部への不満も募らせていたという。

 辻元氏は1996年衆院選で初当選し、現在4期目。2002年に自身の秘書給与詐取疑惑で議員辞職。03年に詐欺容疑で逮捕され、04年に執行猶予付き有罪判決が確定した。05年衆院選で国政復帰、09年の政権交代で国交副大臣も務めた。

辻元氏が離党 社民、揺らぐ福島体制
一部に与党志向 くすぶる責任論

(日経電子版 2010/7/27 22:04)

 社民党の辻元清美前国土交通副大臣は27日、大阪市内で記者会見し、離党を正式に表明した。看板議員の一人を失った社民党の打撃は大きく、福島瑞穂党首ら執行部の刷新論もくすぶり始めた。与党復帰はあるのか、野党に徹するのか。各党は動向を注視している。

 辻元氏は27日の記者会見で「離党届を提出した。無所属議員として活動を始める」と表明した。理由は与党志向。「政権の外に出たら政策の実現が遠のくことも心配だった」と振り返った。

 福島、辻元両氏の間には感情的な対立もにじむ。2人は27日朝に参院議員宿舎で会談したが、辻元氏は記者会見で「数日前からお願いしていたが『時間がとれない』と今日になった」と不信感を示した。福島氏の政界入りを働きかけたのは当時の党首、土井たか子氏と自分だったとも主張した。

 辻元氏は無所属議員として民主党会派入りが取りざたされる。菅直人首相は同日夕、首相官邸で記者団に「大変有能な政治家とは思っている」と評価。仙谷由人官房長官も同日午後の記者会見で「可能性が非常にある政治家であると思うので、そういうポジションで頑張っていただければ」と誘い水を向けた。

 今後の焦点は社民党の動向だ。又市征治副党首は24日、富山市内での県連会合で「人心一新して新しく党の執行体制をスタートさせたいと主張していく」と発言。参院選で改選3議席を2議席に減らした福島体制の責任論がくすぶる。

 自治労出身の又市氏は参院選後、参院議員会長と参院幹事長を兼ねた。日教組出身の民主党の輿石東参院議員会長とのパイプは太く、参院での野党共闘にも一線を画す。

 与党志向は又市氏に限らない。連立離脱には重野安正幹事長、阿部知子政審会長も慎重だった。照屋寛徳国対委員長ら沖縄出身議員は同調したものの、福島氏とは馬が合わない。福島氏は27日、記者団に「一丸となって元気な党をつくる」と意欲を示したが、微妙な人間関係が福島体制の維持に影を落としている。

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