映画「おとうと」
山田洋次監督。
2月に見たのですが、期待を裏切らない、とても素晴らしい作品でした。と言っても、前半を見ている間は、あれーっ期待外れかなと思いながら見てました。しかし、吉永小百合さんが演じるお姉さんが、笑福亭鶴瓶さんが演じる弟を新幹線で見舞いに行くシーンで、弟にお姉さんの娘の名付け親になってもらったエピソードが語られます。そう提起したのはお姉さんの亡くなった夫でした。その夫の語った、弟に名付け親になってもらった理由が素晴らしい。ここからぐっと物語に引き込まれていきました。映画が終わってからも、その衝撃をずっと引きずりました。一緒に行った友達も同じで、その日はずっと作品のことを語り合ってしまいました。
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