« 安藤たい作ニュース107号「品川『教育改革』スタートから10年/『市民の目で検証を』シンポ開かれる」 | トップページ | 安藤たい作ニュース108号「知的障害者グループホームが増設/開所式・施設内覧に参加してきました」 »

2010年1月25日 (月)

名護市長選、稲嶺ススム氏当選

  得票数
稲嶺ススム 17,950
島袋ヨシカズ 16,362

 辺野古への新基地建設に反対、との民意が明確に示されました。1997年に新基地建設の賛否を問う市民投票が行われて反対票が過半数を超えたにも拘わらず、1998年以降に行われた3回の市長選では移設容認派の候補が勝利してきました。ところが、4回目の市長選の今回は、基地建設反対を明確にした稲嶺さんが当選したのですからなおさらです。

 稲嶺さんは「13年間の思いを市民の皆さんが選挙にぶつけてくれた。辺野古の海に新しい基地は造らせないという公約を信念を持って貫きたい。これが新しいスタートだ。皆さんにお約束してきたことを実行することで、支援に応えたい」と当選の喜びを語ったそうです。

 日本政府は、自国の利益ばかりを考えたアメリカ政府の脅しに屈せず、新基地建設の撤回と、普天間基地の即時撤去という、当たり前の筋を通すべきだと思います。

Banner←励みになりますのでクリックお願いします

名護市長選:県外移設派、稲嶺氏当選 辺野古案困難に
(毎日新聞電子版 2010年1月24日 21時43分(最終更新 1月24日 23時47分))

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題を最大の争点とした沖縄県名護市長選が24日投開票され、県外移設を主張する前市教育長の稲嶺進氏(64)が、条件付きで移設を容認する現職の島袋吉和氏(63)を破り、初当選した。これにより、自公政権が06年に米政府と合意した米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(同市辺野古(へのこ))への移設は困難となった。鳩山政権は移設先の見直し作業を加速させる方針だが、米側は合意の履行を求めており、解決のめどは立っていない。

 投票率は76.96%で、過去最低だった前回の74.98%を上回った。当日有権者数は4万4896人だった。

 名護市長選で移設の是非が争点となるのは普天間飛行場返還に日米が合意した96年4月以降、98年2月を最初に今回で4回目。これまでの3回は移設容認派が当選しており、反対派の勝利は初めて。稲嶺氏は24日夜、選挙事務所前で記者団に「辺野古の海に基地は造らせないという約束で選挙を戦ってきた。しっかり信念を持って貫く」と語った。

 稲嶺氏の陣営には国政与党の民主、社民、国民新党に共産党も加えた反自公勢力が結集。県外移設とともに、鳩山政権との連携による地域振興などを訴え支持を広げた。自民、公明両党や市経済界の支援を受けた島袋氏は、選挙戦では移設問題にほとんど触れず、市政継続を訴えたが及ばなかった。

 鳩山政権は12月、普天間移設問題の結論を5月に先送りすることを決め、政府・与党の沖縄基地問題検討委員会(委員長・平野博文官房長官)を設置して見直し作業を進めている。社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)は24日夜、記者団に「内閣は地元の民意に応え、辺野古沿岸に基地を造らないことに全力を挙げるべきだ」と強調。鳩山由紀夫首相は名護市長選の結果が移設先の検討に影響するとの見方を示しており、辺野古移設の選択肢は事実上消えたと言える。

 稲嶺氏の当選により県外移設への期待が沖縄県内でさらに高まるのは確実。しかし、有力な移設候補地は見当たらず、平野長官は10日、沖縄本島や離島を上空から視察するなど県内移設を模索する構えも見せている。米側との調整も難航必至で、鳩山首相が設定した5月の期限へ向け政府は難しい対応を迫られる。【三森輝久】

 ◇解説 「基地振興策」に終止符を

 普天間移設受け入れの是非が問われた名護市長選で、初めて「移設反対」を掲げた候補が勝利した。背景には「基地受け入れと引き換えの振興策」に対する市民の反発がある。日米安保体制の維持装置として自民党政権時代に定着した「政官業トライアングル癒着」の構造で、普天間問題の膠着(こうちゃく)の原因でもあった。鳩山政権は問題の根本的解決に向け「トライアングル」に終止符を打つべきだ。

 選挙期間中、現在の移設先の辺野古で「基地と一緒に生活していくしかない」という容認派住民の声を聞いた。

 自民党政権は沖縄の本土復帰以来40年近くかけ、過重な基地負担を国からの振興策と引き換えに受け入れさせる仕組みを築き上げた。しかし、名護市の受け入れ表明から10年余り、市の財政は悪化し、振興策の成果も市民が実感できるには至っていない。移設受け入れの理由は「地元に仕事が落ちる」と矮小(わいしょう)化され、市民から「恩恵にあずかるのは一部の業者だけ」との反発も招いた。

 「移設反対」候補の勝利を受けて鳩山政権に求められるのは、振興策を投下することで沖縄に基地負担を甘受させてきた自民党時代のシステムの変革だ。民主党が08年にまとめた「沖縄ビジョン」の原点に立ち返り、基地経済から自立型経済への転換に向けた青写真を示すべきだ。

 その上で、普天間の移設先としてどこがふさわしいかを議論することが必要だ。海兵隊の存在が抑止力として必要なのか、必要ならば沖縄県内でなければならないのか。そのことがひいては日米安保体制を安定させ、鳩山由紀夫首相が目指す「日米同盟の深化」につながると考える。【上野央絵】

« 安藤たい作ニュース107号「品川『教育改革』スタートから10年/『市民の目で検証を』シンポ開かれる」 | トップページ | 安藤たい作ニュース108号「知的障害者グループホームが増設/開所式・施設内覧に参加してきました」 »

政治1(日本02-日米安保)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 名護市長選、稲嶺ススム氏当選:

» 名護市長選挙・稲嶺候補当選おめでとう!米軍新基地建設反対へ一歩ススム名護市政! [いくの ともうみ]
 名護市長に稲嶺氏 民意は新基地反対 沖縄 自公現職との激戦制す 2010年1月 [続きを読む]

» 『よりまし』な民主党・連合政権つぶしを策動する自民残党や権力に騙されてはならない日本共産党 [日本国憲法擁護本当の自由主義と民主主義連合〜法大OBのブログ]
日本共産党にとって民主党・連合政権は「自民党よりましな政権」であることに誰も否定できない。 「民主連合政権」を主張し民主・民族独立革命といった二段階革命路線を綱領で主張し、最近では修正資本主義である「ルールある資本主義」に基づく「よりましな政権」を主張してきたわが日本共産党にとってまさしく日本共産党の主張そのものの資本主義発達史観である「科学的社会主義」を裏付けるものであるから、民主党・連合政権に対して日本共産党として本当に心から歓迎しなければならないが、どうやら、国家権力&検察による民主党連立政... [続きを読む]

« 安藤たい作ニュース107号「品川『教育改革』スタートから10年/『市民の目で検証を』シンポ開かれる」 | トップページ | 安藤たい作ニュース108号「知的障害者グループホームが増設/開所式・施設内覧に参加してきました」 »

最近の記事

カテゴリー

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のコメント

興味のあるHP・Blog

無料ブログはココログ