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2009年7月の6件の記事

2009年7月31日 (金)

映画「約束の旅路」

 ラデュ・ミヘイレアニュ監督。

 たまたまテレビ放映されるのを見付けて見た作品ですが、イスラエルのエチオピア系ユダヤ人を素材にした人間愛のドラマで、2時間30分程の長い作品ながら、退屈せずに楽しめる、感動作です。

 ただ、このエチオピア系ユダヤ人は、イスラエル政府が、国の政策として、能動的に、エチオピアの中のユダヤ人と看做した人達を移住させたものですが(今も継続されているはずです)、にも拘わらず、イスラエル国内では激しい差別を受け、イスラエル政府からも極めてぞんざいに扱われます。この作品には、その様が映画の娯楽性を損なわない形で描き込まれており、強い憤りを覚えさせられます。ユダヤ教の特殊な解釈を何の媒介もなくそのまま国の政策とするというイスラエル政治のイデオロギー性が、当のユダヤ人達の人格と人生をこんなにも歪ませ抑圧するのだといういことを、この作品は分からせてくれました。日本政府による、日本人の満州移民政策や、朝鮮人の強制連行政策を思い起こさせます。

 養母ヤエルを演じたヤエル・アベカシスさんが、とても魅力的な俳優でした。

 以下のページがこの作品の理解を助けてくれるかも知れません。

『約束の旅路』に感動する前に――ホンモノのユダヤ人とニセモノのユダヤ人の区別?
エチオピアの「ユダヤ人」の「人権問題」?
イスラエル社会の最下層を構成するエチオピア系ユダヤ人

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映画「ノーマ・レイ」

 マーティン・リット監督。サリー・フィールド主演。

 1979年に日本でも上映され、当時映画館で見ましたが、テレビでやっていたもので、30年ぶりに見ました。当時はそれほど感じ入った作品ではなかったのですが、今回は何故か主人公にかなり感情移入して見てしまいました。工場労働者として働いた経験がある訳でもなく、労働組合作りに携わったことがある訳でもないのですが、不思議です。素直に素晴らしい感動作でした。

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2009年7月23日 (木)

安藤たい作ニュース89号「区民的な議論でいい公園にしよう!/暫定開放中の国文学資料館跡地、本整備後は池はどうなっちゃうの?」

Andounews0089    「安藤たい作ニュース89号(1)」(PDF)
   「安藤たい作ニュース89号(2)」(PDF)

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2009年7月18日 (土)

安藤たい作ニュース88号「こんなに保育園不足は深刻なのに、なぜ?/2874人の願い『認可保育園の増設を求める請願』に自公民ら『オール濱野与党』が反対し不採択に」

   「安藤たい作ニュース88号」(PDF)

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安藤たい作ニュース87号「品川線は一時凍結しアセスのやり直しを/『中央環状品川線計画を考える会』で東京都に説明を求め、交渉を行いました」

   「安藤たい作ニュース87号」(PDF)

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2009年7月16日 (木)

映画「雲が出るまで」

 イェシム・ウスタオウル監督・脚本。2004年トルコ映画。2003年サンダンス・NHK国際映像作家賞受賞作品。5月10日未明(9日深夜)にNHK BS 2で放送されたものを録画して見ました。

 小品の趣ながら重いテーマを扱った素晴らしい作品でした。他民族・少数民族への拝外主義的な政治が、1人1人の人生に与える取り返しの付かない苦難と苦痛を、温かい目で、胸に沁みる形で描きます。

 サンダンス・NHK国際映像作家賞のホームページでは、あらすじを、「第一次世界大戦とオスマン帝国崩壊の結果、黒海周辺地域のギリシア人はトルコを追われた。アイシェはそうした国を追われたギリシア人の娘だった。トルコ人家族に助けられ、トルコ人として生きてきたが、年老いて家族もなくなった今、トルコに自分の居場所はなかった。アイシェは生き別れた弟に会うため、ギリシアへ向かう。」と紹介しています。

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