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2009年3月 2日 (月)

書簡「ハマスを政治プロセスに関与させることが極めて重要」

 これまで、パレスチナの政治勢力ハマスに対しては、イスラエル、アメリカは言うに及ばず、ヨーロッパも排除政策が採ってきました。ハマスは、2006年1月25日のパレスチナ自治評議会(国会)の選挙で地滑り的勝利を収めたにも拘わらずです。投票率約77%のその選挙において、ハマスとファタハは比例代表ではほぼ互角、しかし選挙区部分で大差がつき、全132議席のうち、結局ハマス74議席、ファタハ45議席となりました。

 僕にはどうにも納得のいかない態度ですし、また以前からそういう指摘はあったのですが、また最近そういう報道を目にしたので、引用しておきます。この書簡が最も説得力のある考え方をしていると思います。

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2009年2月28日(土)「しんぶん赤旗」

米欧などにハマスとの交渉呼びかけ
元豪外相ら14氏が書簡

 イスラエルのベンアミ元外相や豪州のエバンス元外相ら、世界各地の紛争で和平交渉に携わってきた政治家、外交官十四人が二十六日までに、米欧などに中東和平の実現のためパレスチナのイスラム武装抵抗組織ハマスとの話し合いをよびかける公開書簡を発表しました。

 英紙タイムズ(電子版)によると、書簡は「平和はハマスとの話し合いによってしか実現しない」と題したもので、オバマ米政権の登場で現実主義にたった新しい戦略追求の希望がでているとして、和平達成にむけた戦略再考を求めています。

 ハマスは二〇〇六年のパレスチナ評議会選挙で勝利したものの、イスラエルや米国、欧州連合(EU)はハマスをテロ組織だとみなし、和平プロセスから排除し孤立化を図ってきました。

 書簡は、昨年末から一月にかけてのイスラエルによるガザ地区攻撃などを念頭に「最近起きた最悪の血まみれの紛争は、ハマスの孤立化を目指す政策が安定をもたらさないことを証明した」と指摘。「これまで(各種の)和平交渉にたずさわってきた私たちは、失敗した孤立化政策を捨て、ハマスを政治プロセスに関与させることが極めて重要だと考える」と主張しています。

 書簡は、ハマスに対しイスラエルの承認と、すべての暴力の中止を求める一方、経済封鎖や軍事侵攻の中でもハマスがパレスチナ社会を支え続けてきたことを挙げ、「われわれが望むかどうかにかかわらず、ハマスはなくなりはしない」と強調しました。

 そのうえで、ハマスとの交渉なしにはパレスチナとイスラエルの共存も平和も安全もないと提起し、「(交渉への)ハマスの関与が、テロや市民への攻撃を大目に見ることになるわけではない。実際には、実現可能な合意をとりまとめ、安全を達成するための前提条件なのだ」と述べています。

 書簡に名前を連ねたのは、両元外相のほか、北アイルランド紛争の和平交渉にかかわったパッテン英上院議員やアンクラム英下院議員(保守党)、国連のソト元中東特使らです。

2009年1月28日(水)「しんぶん赤旗」

ハマスと接触を
カーター氏

 【ワシントン=小林俊哉】カーター米元大統領は二十六日放映の米NBCテレビのインタビューで、同日から中東を歴訪するミッチェル米中東特使について、何らかの形でパレスチナのイスラム武装抵抗組織ハマスとの接触を図るべきだとの考えを示しました。

 昨年、中東を訪問し、ハマスと接触したカーター氏は「アッバス・パレスチナ自治政府議長とイスラエルが交渉中の停戦を受け入れるつもりだと約束している」と指摘。「ハマスを含まない形での中東和平はありえない」と述べました。

 ミッチェル氏は十日闇程度の日程で、イスラエル、パレスチナ・ヨルダン川西岸、エジプト、ヨルダン、サウジアラビアを訪問しますが、ガザ地区入りの予定はなく、ハマスとも接触はしないとしています。

 オバマ政権は、ハマスをテロリスト集団とするブッシュ前政権の立場を引き継いでいます。

2009年1月30日(金)「しんぶん赤旗」

中東和平
”ハマスを関与させよ”
カーター米元大統領語る

 【カイロ=松本眞志】カーター米元大統領は二十八日、カタールの衛星テレビ・アルジャジーラのインタビューで、将来のいかなるイスラエル・パレスチナの恒久和平合意にもイスラム武装抵抗組織ハマスを関与させるべきだと語りました。

 同氏は、昨年十二月にイスラエルとハマスの間での停戦が崩壊し、イスラエルがパレスチナのガザ地区に対する大規模攻撃を実施した問題に言及して、ハマスがそれまでの半年間、停戦を順守してきたと指摘。米国など西側諸国がハマスを「テロリスト」と呼び、排除してきたことを問題視しました。

 カーター氏は、歴代米大統領が米国内のイスラエル支持者に立ち向かえず、意思ももたなかったと批判。ハマスとパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの対立の背景には、「米国とイスラエルの妨害があった」と非難しました。

 カーター氏はまた、オバマ米新大統領が、ガザ停戦を呼びかけた最近の国連安保理決議に支持を表明したことを評価し、ミッチェル氏を中東特使に任命したオバマ新政権の中東外交に注目。同特使がパレスチナ各勢力とともに和平に向けて努力するよう期待を述べました。

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