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2009年2月20日 (金)

ベネズエラ地方選(2008.11.23)

 昨年11月23日に投開票されたベネズエラ地方選に関するしんぶん赤旗の記事です。今回の大統領3選禁止規定の撤廃に関わって改めて読んだので、クリップしておきます。

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2008年11月25日(火)「しんぶん赤旗」

ベネズエラ地方選
与党、17州で勝利

 ベネズエラの一斉地方選挙は二十三日、二十二の州知事選などの投開票が行われ、チャベス大統領の与党、統一社会主義党(PSUV)が第一回発表の二十州の知事選のうち十七州で勝利し、現状を維持しました。

 国営ラジオが伝えた同日夜の選挙評議会による第一回の結果発表によると、PSUVは、人口の多いミランダ州の知事や首都圏市長を失ったものの、新たに四州で知事を野党から奪回しました。前回二〇〇四年の一斉地方選挙では、全国二十四州のうち二十二州で与党が勝利。その後五州の知事が革命に反旗を翻し、選挙前、与党系の知事は十七人でした。

 今度の一斉地方選挙は、一九九八年のチャベス大統領の初当選以来、十四回目の全国規模の国民的審判です。革命推進派の与党が十二回連続して勝利した後、昨年の憲法改定をめぐる国民投票では、小差ながら与党が初の敗北を喫しました。

 今回はその後、初めての全国選挙で、与党の社会改革に反対する野党が全面参加。革命与党のベネズエラ共産党(PCV)や「みんなのための祖国」も今回初めて、いくつかの州で独自候補をたて、社会改革や地方自治の進め方をめぐって活発な政党間論戦が行われました。

 この結果、投票率は65・45%と、前回の45%を大きく上回り、地方選挙としてはかつてない高さになりました。

 第一回の結果発表をうけて、チャベス大統領は「人民の選択による民主主義の道が確認された。大成功であり、ベネズエラの勝利だ」と述べました。

2008年12月1日(月)「しんぶん赤旗」

ベネズエラ地方選 与党勝利
政府の社会変革に期待
課題は中産階級の説得

 【メキシコ市=島田峰隆】十一月二十三日に行われたベネズエラ地方選挙で、チャベス大統領率いる与党、統一社会主義党(PSUV)は、知事選で二十二州のうち十七州で勝利、市長選では八割の自治体を押さえました。全体として、政府が進める社会変革に多くの国民が期待を寄せていることを示しました。

 チャベス大統領の最初の当選からちょうど十年目に行われた今回の選挙は、「社会変革の行方を国民に問う機会」(同大統領)として注目されました。

 米政府や欧米メディアは、与党が五つの州と首都圏市長選で敗れたことをとらえて、「国民の反発」(ライス米国務長官)という見方を示しています。

市長選は8割

 しかし知事選得票数では、与党は約五百五十万票を獲得したのに対し、野党は約四百三十万票です。昨年十二月の新憲法案をめぐる国民投票と比べると、与党は約百二十万票の増、野党は約二十万票の減でした。

 市長選では、与党は全体の八割にあたる二百六十五自治体で勝利。前回比十以上の増で、州知事選で敗れた五州でも市長選では圧倒的な勝利を収めました。

 チャベス大統領は「国民が社会変革を進める意思を示した」と評価しました。一方で五州での敗北に触れて、「自己批判し、間違いを認める必要がある」とも強調しました。

 首都カラカス市内で活動するPSUVの幹部、カルロス・デルベッキオ氏は、本紙の電話取材に対し、「首都での最大の敗因は、中産階級への説得が不十分で、支持を固め切れなかったことだ」と語りました。

 敗北した五州は、石油や観光の資源に恵まれた比較的豊かな地域。デルベッキオ氏によると、野党側はこうした地域の中産階級を標的に、「政府は社会主義国家をつくり、車や家を取り上げる」と不安をあおりました。

 同氏は、「野党の宣伝は、ある程度の財産を持った層に恐怖感を与えることに成功した。中産階級の理解をいかに得るかが今後の課題だ」といいます。チャベス大統領も今年一月、変革の深化には「中産階級との同盟」が不可欠だと指摘していました。

模範的な選挙

 今回は、チャベス大統領の初当選以来、十三回目の国民的審判でした。投票率が65%というかつてない高さに達し、与野党とも結果を直ちに受け入れたことは、選挙を通じた変革が定着し始めたことを示しています。

 米州機構(OAS)のインスルサ事務総長は、「平和的かつ模範となる選挙だった」と高く評価しました。

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