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2008年10月 7日 (火)

映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」(若干追記)

 ラッセ・ハルストレム監督。

 とてもいい作品でした。

 父親が船員として遠く海外に出ている中、母親が病に伏せって叔父に預けられ、その母親も亡くなってしまう少年が主人公なのですが、その少年が自らの意志と努力でその逆境を乗り越えていくというようなことを描いたものではなく、子供らしい寂しさに浸りながらも、叔父の村の大人や子供達と、楽しく幸せなこともあれば辛く苦しいこともある日々の生活を共にし、その中で自然と癒され成長していく様を描いています。

 そして、この大人や子供達も、特に素晴らしい人々として描かれるのではなく、それぞれに欠点・弱点を抱え、中にはむしろ異常な性癖を持った人物まで何人も登場し、奇妙でまた傍迷惑でありさえする行動を取って笑われたり怒られたり疎まれたりしながらも、結局は支え合い助け合って生きている様が描かれます。1人残らずみんなが人として大切に思われており、それが特別のことでなく当たり前のこととして描かれています。

 子供の生活や有様は、大人の生活と人生の反映ないし結果ですから、このような大人達の有様が描き込まれているのが、この作品の鋭い点だと思います。

 個々の人生には悲しみ、苦しみ、不幸せがあれこれとあるけれども、人は本来このような人間関係・社会の中でこそ生きるべきものであり、そのような人生にこそ人としての幸せがある、と思わされました。

 誰にでも安心してお薦めできるような作品です。

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