映画「さらば、わが愛/覇王別姫」
チェン・カイコー監督。
評判の高い映画ですが、やっと見ました。噂に違わず圧巻でした。「北京ヴァイオリン」(5月14日の記事)と言い、大した監督だと思いました。
不遇に生まれた上、移り変わる政治権力から、様々に強く抑圧されながら、2人の京劇役者とその一方の妻が、それぞれの人生を作り上げていきます。そこには、喜びと共に、大きな苦しみ・悲しみが刻まれます。その様々なものが刻み込まれたそれぞれの人生そのものが、尊厳あるものであることが迫ってきます。映画とは直接の関係はないものの、あえて考えを1歩進めるなら、そのそれぞれの人生を尊厳あるものとして扱わなかった政治権力とその作り出す社会のあり方が厳しく問われます。
この映画を見て、初めてレスリー・チャンとコン・リーに惹き付けられました。他の作品も見てみたいと思います。
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