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2008年1月20日 (日)

岩国市長選、井原勝介・前市長に勝って欲しい

 来月3日には岩国市長選が告示され10日は投票です。自分のためにデータを整理しておきます。

 岩国市長選挙で井原勝介・前市長(HPはここ)を押し上げようと19日、「風を力に!!草の根大集会」が岩国市民会館大ホールで開かれ、広島県廿日市市の山下三郎・前市長や政治評論家の森田実氏らが応援に駆け付けて、会場いっぱいの約1,500人が参加したそうです。

 また、この8日には「民主主義と自治を守る議員有志の会」が結成されました。日本共産党・久米慶典氏(ブログはここ)と民主党・吉敷晶彦氏(HPはここ)の県議2人と、岩国市議会(定数34人。HPはここ)から日本共産党4人全員(HPはここ)、市民クラブ3人全員、清風クラブ1人(4人中)、リベラル岩国1人全員の計9人、総計11人の参加です。

 2月2日には、やはり岩国市民会館大ホールでこの議員有志の会主催で、川田龍平さんなどを招いて集会をすることが決まったそうです。

 支持をさらに広げて井原氏に勝って欲しい。

 なお、合併(2006年3月20日から新岩国市)を挟む一昨年の住民投票と市長選の結果を調べてみました。以下の通りです。

 2006年3月12日の、合併前の旧岩国市での、空母艦載機の岩国基地への受け入れの是非を問う住民投票

 投票率58.68%。

 反対43,433票87.42%)、賛成5,369票(10.81%)、無効票1.77%。しかも反対票は全有権者数(合併前)の51%を占めた。

 2006年4月23日の、合併に伴う新岩国市長選

 投票率65.09%、当日有権者数122,079人(合併で増えた)。

 井原勝介氏54,144票(得票率68.12%)、味村太郎氏23,264票。

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 以下に新聞記事を引用しておきます。

2008年1月20日(日)「しんぶん赤旗」

岩国市長選
補助金カット許すな
草の根大集会に1500人

 山口県岩国市長選挙(二月三日告示、十日投票)で井原勝介前市長を押し上げようと十九日、「風を力に!!草の根大集会」が岩国市民会館大ホールで開かれ、会場いっぱいの約千五百人が参加しました。広島県廿日市市の山下三郎前市長や政治評論家の森田実氏らが応援に駆け付けました。

 井原氏は、住民投票などで示された市民の声を聞かず、一方的に米軍再編を押しつける国のやり方は横暴で納得できないとし、この選挙は地方自治と民主主義を守るたたかいだと強調しました。

 米軍再編推進派が井原市政が続けば「病院がなくなる」「税金が上がる」などと間違った情報を流し、市民に不安を与え、あきらめさせ、一部の利権のための古い政治に立ち戻ろうとしていると批判した井原氏。目先の利益のためではなく将来の子、孫のために、基地に過度に依存しない自立の心を持つことが大切だとし、「絶対に時計の針を逆戻りさせてはいけない」と訴えました。

 山下氏は、「全国の地方自治体のためにもがんばってほしい」と激励。森田氏は、公平・中立でなくてはならない国の事業で「反対したら補助金をバッサリ切るということはこれまでなかったと思う。あまりにひどい」と述べ、市民の力で井原市政を守ってほしいと呼びかけました。

 参加した女性(78)は「補助金をカットした国の約束破りは許せません。私たちの願いは、安心して暮らせるようにしてほしいだけです。井原さんを絶対に勝たせたい」と話しました。

市議が支援本格化 岩国出直し市長選
会派超えて連携強化 艦載機移転賛否両派に分かれ

(中国新聞 2008.01.09)

(なお同紙の岩国基地に関する特集ページはここ

 米空母艦載機の岩国移転が最大の争点になる二月の岩国市長選。前市長の井原勝介氏と衆院議員の福田良彦氏による一騎打ちの公算が大きくなる中、移転への反対、容認両派の市議もそれぞれ市長選への動きを本格化させている。

 移転に反対する市議九人でつくる「有志の会」は八日、市役所で会合を開いた。地元選出の民主、共産両党の県議二人と一緒に新たなグループ「民主主義と自治を守る議員有志の会」を設立した。

 井原氏が政党や団体の推薦を受けない考えを表明しているため、党派を超えた「勝手連」として井原氏を側面支援する。

 市議は、市民クラブが三人、共産党市議団が四人、清風クとリベラル岩国の各一人が参加。今後の運動方針を話し合った。同会代表の重岡邦昭市議は「今回の市長選は、国の横暴から地方自治を守る戦いだ」と強調した。

 一方、福田氏の後援会事務所には、移転の容認派の市議が出入りする。七日夜に十三人が集まり、会派を超えて連携し、福田氏を応援することを確認した。市議がそれぞれの地盤でミニ集会を開くなどで支持を広げ、井原氏に対抗していく構えだ。

 会合に出席した自民党岩国支部長の石本崇市議は「福田氏が推薦を求めていないため、表立っては難しいが、全面的に支援する」と明言。支部をあげて動員やチラシ配布に協力していく考え。

 公明党議員団会長の井上昭治市議は「国としっかり協議できる人を推したい」と福田氏寄りの姿勢を見せる。(広田恭祥、川井直哉)

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岩国1万人集会 井原勝介岩国市長発言その1をご紹介します。 井原さんは、岩国基地をごり押しする安倍自公政権から支援された青年会議所出身の保守ゴリゴリの候補者を打ち破って、「平和」と「福祉」と「基地強化反対」を掲げた市民たちとともに岩国市長選挙に勝利した方です。 しかし安倍の山口県のお膝元であった岩国市政に対して自公政権は嫌がらせの限りをつくし、岩国市新市庁舎建設にともなう補助金を約束していたことを反故にして地元の保守系議員や自公市議会議員どもが、井原市政を追い詰め、井原さんは国の助成... [続きを読む]

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