韓国次期イ・ミョンバク(李明博)政権、外資系金融機関に一層の規制緩和・開放
本当にこれで韓国の経済問題が解決するのでしょうか。日本にも大いに関わる話です。
2008年1月7日(月)「しんぶん赤旗」
外資への開放拡大
韓国次期政権英国人委員が会見韓国の李明博(イ・ミョンバク)次期大統領の政権発足準備を進める政権引き継ぎ委員会のデービッド・エルドン国家競争力強化特別委員会共同委員長(英国人)が六日にソウルで記者会見し、韓国での外資に対する規制を大幅に緩和し、市場をいっそう開放する方針を強調しました。
外国人が韓国の政権引き継ぎ委員会の主要メンバーとなるのは初めてです。エルドン氏は香港の英系金融機関HSBCの会長のほか、李氏がソウル市長時代に同市の経済関係審議会の議長などを歴任。現在はアラブ首長国連邦にあるドバイ国際金融センター会長を務めます。
エルドン氏は会見で、ドバイでは外資系金融機関が0%に近い優遇税制の恩恵を受けており、各種規制も少ないと指摘。「ドバイの経験から最も良い政策を韓国に適用できるようにしたい」と語りました。
韓国政権準備委に外国人、香港上海銀会長など歴任(日経電子版 2008/01/07 02:20)
【ソウル=鈴木壮太郎】韓国の李明博(イ・ミョンバク)次期大統領は欧州最大手銀行HSBCグループの香港上海銀行で会長を務めたデビッド・エルドン氏を外国人として初めて政権準備委員会の要職に抜てきした。エルドン氏は6日ソウルで記者会見し「韓国は金融サービスでの規制重複が問題だ」と述べ、規制緩和を通じた金融市場の活性化に意欲を示した。
エルドン氏は英国人で1979年に香港上海銀行入行。中東やアジアでの経験が長い。2005年に同銀を退職し、現在はドバイ国際金融センター機構会長を務める。韓国にドバイのような金融ハブをつくりたいという李明博氏の要請で、政権準備委傘下の国家競争力強化特別委員会の共同委員長に就任した。
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