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2007年12月14日 (金)

葛飾ビラ配布事件、池田修裁判長の判決は「へ理屈」で「恣意的」、「声の小さな人たちがますます声をあげられなくな」り、「だれもがいつ被害にあうか分からない」

 12月11日の東京高裁判決(12月12日の記事)は、本当にいいかげんなものでした。裁判官(池田修裁判長)が時の権力に媚びを売ったものとしか思えません。池田修さんはこの17日から東京地裁の所長に決まっていたんですね(ここを参照、その他ウィキペディアでも経歴を見ることができます)。

 これに関して、今朝のしんぶん赤旗に主任弁護人の中村欧介さんのインタビューが載っています。問題点を的確に指摘されていると思いますので引用しておきます。インタビューに出てくる「ビラ配布の自由を守る会」のHPはこちら。また、以下のブログ記事にもリンクさせていただきます。お読み下さい。

アフガン・イラク・北朝鮮と日本(12月13日)「こんな御用判決なら九官鳥で全て事足りる」

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)(12月14日)「政党ビラまき東京高裁逆転有罪判決を下した裁判官に問う! パート2」

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)(12月12日)「政党ビラまき東京高裁逆転有罪判決を下した裁判官に問う!」

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2007年12月14日(金)「しんぶん赤旗」

不当性を国民的関心に
葛飾ビラ弾圧判決 中村欧介主任弁護人に聞く

 葛飾ビラ配布弾圧事件で十一日、東京高裁(池田修裁判長)は逆転有罪とする判決を出しました。主任弁護人の中村欧介弁護士に、判決の不当性を聞きました。

市民の感覚からかけ離れている

 東京高裁は、ボスティングというごく日常的に行われていることを犯罪としました。荒川庸生さんは、たまたまの巡り合わせで被告席にいるのであって、だれもがいつ被害にあうか分からないわけです。弁護団も自らの問題として、気を引き締めて最高裁でのたたかいに挑んでいきたいと思います。

 高裁がここまで憲法や市民の感覚からかけ離れていることに正直驚いています。

 判決は住民の「知る権利」について、「ドアポストへの投函(とうかん)以外の方法でビラを配布することは可能」「個別の住民の許諾を得た上で、そのドアポストにビラを投函するために立ち入ることは禁止されていない」などといいます。これはビラというものがどういうものか、本当の意味で分かっていないことを示すものです。憲法に対する認識の低さばかりか、常識的にはへ理屈に属するものです。

 頼んだり、注文したりして持ってきてもらうのはビラではないし、マンションの前で待ちかまえて配る方が異常です。そんなことも知らないとは思えません。分かっていながらこういう判決を書くというのは、やはり恣意(しい)的なものを感じます。

 人間社会の常識では、ふつうトラブルが起こった場合、当事者間でよく話し合って解決し、裁判ざたにならないようにするというのが世間の知恵といえます。判決は、それすら排除してかまわない、ビラでも何でも嫌なものがきたら警察を呼んでつかまえてもらい、裁判にかければいい、荒っぽくいえばこういうことでしょう。

 今回の判決が、言論や政治的・市民的活動を委縮させる効果をもたらすことが懸念されます。問題は委縮効果をうける人たちとはだれかということ。それは、ビラを作成し、直接人と人との間で情報を伝える手段に頼らざるをえない人たちです。声の小さな人たちがますます声をあげられなくなる、そういう危機感を持たなければならないと思います。

 財力がありダイレクトメールをどんどん送れるような人たちや、議会で多数派を握るような力のある人は痛くもかゆくもないでしょう。

警察の違法な捜査も問いたい

 今度は最高裁が舞台です。二審ではわれわれの主張を全否定されたわけですから、批判することは山ほどあります。言論表現の自由を規定した憲法二一条に基づく主張はもちろんですが、警備公安警察・検察の違法な捜査も、正面にすえて問いかけたい。

 これまで一審、二審を通して、荒川さんを支援する「ビラ配布の自由を守る会」をはじめ、大きな支援の輪がひろがりました。毎回の公判で傍聴席をいっぱいにし、署名活動をはじめ裁判官に直接手紙をおくる運動もしました。これは裁判官の心証を形成していくうえでも大きな意味があったと確信しています。

 民主主義を守るたたかいです。黙っていたら負けです。今後も、より多くの人に支援運動に参加していただき、国民的な関心にしていくことが必要だと思います。

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