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2007年12月 4日 (火)

日本国民は、アメリカ言いなりの「自民党政治」が押しつける「米軍再編」を許さない

 12月1日、岩国市で開かれた「国の仕打ちに怒りの1万人集会in錦帯橋」に目標を超える1万1,000人が集まりました。2日には、座間で開かれた「戦争司令部ノー 爆音も原子力空母もゴメンだ! 12・2首都圏大集会in座間」に2年前の集会を上回る1万3,000人が集まりました。

 「米軍再編」の最終合意がなされたのは、2006年5月1日ですが、それから1年半経つ今になっても、(1)沖縄での新基地建設、(2)岩国への空母艦載機移転、(3)横須賀への原子力空母配備、(4)座間への新戦争司令部移転などの主要な計画で、地元自治体や住民の合意を得て進んでいる計画は1つもありません。

 「米軍再編」が、アメリカの意思の実現に過ぎず、日本国民の意思に反するものだからです。「日本国民の意思を実現する政治」が求められています。

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 岩国での井原勝介市長、座間での志位和夫日本共産党委員長の発言、集会を報じるしんぶん赤旗の記事を引用しておきます。

2007年12月2日(日)「しんぶん赤旗」

岩国だけの問題ではない
1万人集会 井原市長の発言

 山口県岩国市で開かれた一日の「国の仕打ちに怒りの一万人集会」での井原勝介市長の発言(大要)を紹介します。

 岩国市は基地を撤去しようとまでは言っておりません。国にも国政にも協力しないといけないという考えで、基地に協力してきています。

 しかし、地域住民の生活、安心を守ることは基本的な問題です。今回の空母艦載機部隊移転だけは我慢できない。これが市民の痛切な思いだったと思います。それを端的に示したのが、あの住民投票です。岩国は圧倒的な意思を示しました。

 本来、民意は政治の場では重いものです。でもなかなか市民の声が届かないのが現実です。その後も一方的に再編が進められようとしています。

 あまつさえ、言うことを聞かないからといって建設中の市庁舎補助金を三年目にしてカットする。本当に信じられない強硬な措置がとられました。こんな非常識な措置、今までないのではないですか。

 国民の負託を受けて政治、国があるのです。「アメとムチ」で市民の意思を押さえつけようとする手法は、国が行う措置ではない。こんなやり方では不信感が高まるばかりです。米軍再編は国の安全保障と地域住民の安全・安心、これをいかに調整するか、バランスをとるかの問題です。お金、圧力で左右すべき問題ではない。「国の決めたことだから、くるものはくるから、それならカネをもらったほうがいい」という人たちがいますが、そんな市民をあきらめさせる政治は絶対にしてはいけません。

 私たちは豊かで、安心して、本当に平和に暮らせる、平穏な生活を望んでいます。そのためには一人ひとりが自由に生き方を決め、町の未来を選択できる真の民主主義の仕組みが必要です。

 岩国市民は住民投票を契機に、既存の政治に任せられない、自らの町の未来は自ら選択するという強い意思を示しました。

 市民の中から、庁舎の問題で岩国の心意気を示そう、カネが出ないなら自ら三十五億円集めようという自主的な動きが出ています。

 これは岩国だけの問題ではありません。全国どこでも起こりうる問題です。そうした観点で一緒に岩国とともに行動してほしいのです。

 こんなに大勢のみなさんが集まっていただいて、百万人の味方を得た思いで感激しています。十二月一日、きょうが、日本の自立した新しい民主主義の輝かしい第一歩になるんではと感じております。私は、この身を挺(てい)して頑張るつもりであります。

 あくまで市民を守るために、自らの手で新しい民主主義を勝ち取ろうではありませんか。

2007年12月3日(月)「しんぶん赤旗」

全国の運動の連帯で「米軍再編」はね返そう
12・2首都圏大集会での 志位委員長のあいさつ(大要)

 二日に神奈川県座間市で開かれた「戦争司令部ノー 爆音も原子力空母もゴメンだ! 12・2首都圏大集会in座間」で日本共産党の志位和夫委員長が行ったあいさつ(大要)は次の通りです。

基地強化反対の声が全国で連鎖的に

 集会に参加されたみなさん、こんにちは(「こんにちは」の声、拍手)。今日はすばらしいお天気になりました(拍手)。日本共産党を代表して、心からの連帯のあいさつを申し上げます。(拍手)

 この間、米国政府は、キャンプ座間に米陸軍第一軍団新司令部を年内に立ち上げ、来年九月までに本格的な移転をおこなう、原子力空母ジョージ・ワシントンを来年八月に配備すると一方的に宣言しました。福田内閣は、こうした乱暴な言明にいっさい異議を唱えず容認し、神奈川県内の基地機能強化をなし崩し的におしすすめようとしています。

 「米軍再編」を許さないたたかいは、まさに正念場を迎えています。ただみなさん、これに対する強力な反対の声が、いま全国で連鎖的にわき起こっています。

 沖縄では「キャンプシュワブ」を「人間の鎖」が包囲する行動が行われ、岩国では昨日「国の仕打ちに怒りの一万人集会」が予定の一万人を超えて一万一千人で大きな成功をおさめました(拍手)。そしてこれに続く今日の座間の大集会でも二年前の大集会を上回るすばらしい集まりとなりました(拍手)。全国で、自治体ぐるみ、住民ぐるみの運動が広がっています。今日の集会を契機に、全国と連帯したたたかいをさらに前進させようではありませんか。(拍手)

新司令部式典を周辺市長はこぞって拒否

 私は、たたかいを前進させるうえで、われわれのたたかいの大義と力に確信をもつことが大事だと思います。

 第一は、「米軍再編」最終合意(〇六年五月一日)から一年半が経過しましたが、いまなお、座間への新戦争司令部移転、横須賀への原子力空母配備、岩国への空母艦載機移転、沖縄での新基地建設などの主要な計画で、地元自治体・地元住民の合意を得て進んでいる計画は一つもないではありませんか(拍手)。「再編交付金」という卑劣きわまりない手段を講じても、それに屈せずに「受け入れノー」の自治体ぐるみの運動が広がっています。「カネで心は買えない」、このことが示されているのではないでしょうか。(「そうだ」の声、拍手)

 米軍は、座間で、十九日に新司令部の立ち上げ式典を行うと言っていますが、この式典に招待を受けた座間市の星野市長は「今の状態で発足式に出席するのは好ましくない」ときっぱり拒否する立派な態度表明をしています(拍手)。相模原市長も欠席の意向を表明し、周辺五市長――横浜、大和、厚木、海老名、綾瀬の市長を含め、招待を受けた七市長全員が欠席の意向を表明しています。みなさん、こういうのを「総スカン」というのではないでしょうか。(笑い、拍手)

 たとえ力ずくで月内に新司令部を立ち上げても、世界のどこにでも、いつでも出撃できる巨大な「殴り込み」部隊の司令部として本格的に機能させようとすれば、大規模な訓練センターやハンビーという多目的装甲車を三百台規模で事前展開する基地づくりが必要となります。その一つひとつが住民と自治体のはげしい抵抗を受けることになるでしょう。

 地元自治体・住民の合意のない基地計画は、かならずゆきづまり、頓挫します(拍手)。これは戦後の基地闘争の歴史が証明しています。ここにおおいに確信をもって、がんばりぬこうではありませんか。(拍手)

国民が軍隊を呼び戻した快挙に確信を

 第二に、さらに大きな目で見れば、国民の声が政治を動かす新しい政治状況が生まれています。

 沖縄では、沖縄戦教科書問題で、十一万六千人の県民が参加した県民大会が、福田政権をおおもとから揺り動かし、政府を教科書の記述を訂正することを余儀なくされるところまで追い込みつつあります。

 十一月一日には、インド洋から自衛隊が撤収を始めました。本当の意味で、“撤収命令”を出したのは、石破防衛大臣でも、福田首相でもありません。国民が“撤収命令”を出したのです(拍手)。戦前、戦後の日本の歴史をつうじて戦地から軍を呼び戻したのは初めての快挙ではないでしょうか。(拍手)

 こうした新しい政治情勢が切り開かれていることにも、おおいに確信をもって運動を広げましょう。そして憲法違反のテロ特措法は、かならず廃案に追い込もうではありませんか。(拍手)

軍事利権にまみれた手で基地強化押し付け

 「米軍再編」を押し付ける側に大義はあるでしょうか。

 「米軍再編」の目的は、世界中のどこにでも、いつでも、「殴りこみ」の戦争ができる態勢づくりと、そのための基地強化・恒久化であります。そんな物騒な態勢づくりのどこに大義があるのでしょうか。大義どころか世界の平和を破壊する震源地に、この神奈川をしようとするものではないでしょうか。(「そうだ」の声、拍手)

 戦後六十三年間にわたってみなさんを苦しめつづけてきた爆音と基地被害を未来永劫(えいごう)にわたって押し付け、さらに原子力空母の母港化で首都圏三千百万人の住民に核の恐怖まで押し付ける―こんな厚顔無恥な企ては絶対に許すわけにはいきません。(拍手)

 くわえて、この計画をすすめている勢力はどんな勢力か。軍事利権にまみれた勢力ではないですか。逮捕された守屋前防衛事務次官は、米国言いなりに「米軍再編」を取り仕切ってきた中心人物ですが、「米軍再編」予算の三兆円までが利権の対象、政軍財の食い物にされていたという疑惑が広がっています。疑惑のヤミは、歴代防衛大臣、政治家までにおよびつつあります。

 「日米同盟」だとか「国益」だとかをもちだして「米軍再編」を押し付けながら、みずからの手は利権にまみれ、私利私欲でうごめいていた。こんな勢力に住民と自治体に「米軍再編」を押し付ける資格は断じてありません。(「そうだ」の声、拍手)

 私は言いたい。自らを包んでいる底深い疑惑のヤミこそ晴らせ。日本共産党は、軍事利権の徹底究明のためにみなさんとともに力をつくす決意をのべたいと思います。(拍手)

“一本の糸”抜けば全体がほどける

 最後にみなさん、十一月に来日したゲーツ国防長官は、「米軍再編」について、「一本の糸を抜けば、全体がほどけてしまう」と言いました。シン国防副次官も「米軍再編はパッケージで積み木のようなものだ。一つ修正したら崩れてしまう」と言いました。

 神奈川・首都圏のたたかいも、沖縄のたたかいも、岩国のたたかいも、全国のどのたたかいも、「米軍再編」計画全体を突き動かす力をもったたたかいです。

 「一本の糸」が抜ければ、「一つの積み木」が崩れれば、「米軍再編」は全体を葬り去ることができます。全国の連帯したたたかいではね返そうではありませんか(拍手)。日本共産党はみなさんとともに最後までたたかいぬく決意を申し上げまして、あいさつとします。(歓声、大きな拍手)

2007年12月2日(日)「しんぶん赤旗」

米艦載機反対 国の仕打ち許さん
岩国1万1000人

 「国の仕打ちは許さん怒(ど)ー」。唱和とともに掲げられた「怒」の文字が会場を埋め尽くしました。一日、山口県岩国市で開かれた「国の仕打ちに怒りの1万人集会in錦帯橋」(同実行委員会主催)には目標を超える一万一千人が集まり、米軍艦載機の配備反対に対して補助金をカットした国への抗議の意思を示しました。

 会場には岩国市民以外にも山口県内各地をはじめ、中国、九州、四国、関西からの参加もありました。土手には大書された「怒」の文字が掲げられ、「政府は約束を守れ」と書かれた段ボール箱を体に付けた人や、「『米軍艦載機くるな』のどこがアカンねん!」と書いた手作りの横断幕を持つ参加者の姿もありました。

 井原勝介市長は「市庁舎建設補助金の突然のカットは、国民の負託を受けた国のやることではない」と国を強く批判。「これは、岩国だけの問題ではない。地方自治、民主主義を守ることであり、どこでもおこりうることだ」とのべ、「あくまで市民を守るために自らの手で新しい民主主義を勝ち取ろうではありませんか」と訴えました。

 ステージからの各氏の発言に「そうだ」の声と大きな拍手が何度も上がりました。

 日本共産党、民主党、社民党などの国会議員九人が激励に駆けつけ、共産党から穀田恵二衆院議員、仁比聡平参院議員が連帯のあいさつをしました。

 愛媛県から参加した女性(59)は「党派を超えてこれだけの力をつくったことはすごいと思います。岩国基地の問題は、松山空港の航空管制や米軍機の低空飛行の問題があり、愛媛県の問題でもあります。四国でもがんばりたい」と話していました。

2007年12月3日(月)「しんぶん赤旗」

戦争司令部いらない
首都圏大集会に1万3000人
全国と連帯 米軍再編ノー
座間

 「五十年も百年も基地があり続けてもらっては困ります。今、声をあげないといけない」―。「戦争司令部ノー 爆音も原子力空母もゴメンだ! 12・2首都圏大集会in座間」が二日、神奈川県座間市の谷戸山公園で開かれました。神奈川をはじめ、東京、埼玉、千葉など首都圏から約一万三千人が集い、岩国、沖縄と連帯し、米軍再編をストップさせるたたかいを大きく広げようと決意をあらたにしました。

 キャンプ座間への米陸軍第一軍団等の移転反対の立場を貫いている座間市在住の小塚忠さんは「日本に米軍基地が縦横無尽につくられる現状は正しいことだとは絶対に思えない。みなさんが反対していることを心から支持したい」とあいさつしました。

 集会では、日本共産党の志位和夫委員長が情勢報告をしました。沖縄、岩国、横須賀、座間の各界代表の連帯あいさつに、「そうだ」との声や拍手が相次ぎました。

 沖縄県民主医療機関連合会事務局長の内間均さんは、「米軍再編強化で日本を再び戦争する国にしないために、ともに手を携えて最後までたたかいましょう」と訴え、山口県岩国市の艦載機移駐反対議員有志の会代表の重岡邦昭さんは、「首都圏の自治体、沖縄、岩国市が一致団結してたたかうことが必要です」と呼びかけました。

 横浜市から参加し、座間市が掲げ続けている「キャンプ座間への米陸軍第一軍団等の移転反対」の懸垂幕を見て、拍手を送った女性は、「自治体ではっきりこうやって意思表示しているのはすばらしい」と話しました。

 集会後、参加者は、「戦争司令部ノー」のポスターや「ノー!爆音 原子力空母」と書いた手作りのプラスターなどをもって市内をデモ行進しました。

たたかい正念場 運動広く
志位委員長があいさつ

 「12・2首都圏大集会」で、連帯のあいさつにたった日本共産党の志位和夫委員長は、「『米軍再編』を許さないたたかいは、まさに正念場。きょうの集会を契機に、全国と連帯したたたかいをさらに前進させよう」と力強く訴えました。

 志位氏は、全国のさまざまな運動の広がりを紹介しながら、「米軍再編」最終合意から一年半が経過してもなお、地元自治体・住民の合意をえて進んでいる主要な計画は一つもないと指摘。沖縄戦教科書問題での記述の訂正やインド洋からの自衛隊の撤退など、国民の声が政治を動かす新しい政治状況が生まれていることを強調し、「たたかいの大義に確信をもって運動をひろげよう」と訴えました。

 一方、「『米軍再編』を押し付ける側に大義はあるか」―。こう呼びかけた志位氏は、「米軍再編」予算を対象にした政官財の軍事利権疑惑が広がっていることを指摘。「自らの手は利権にまみれ、私利私欲でうごめく勢力に、『米軍再編』を押し付ける資格はない」と強調しました。

 さらに、志位氏は「米軍再編」計画の一つひとつが糸のように絡みあって成り立っており、「一本の糸を抜けば、全体がほどけてしまう」と米国高官が述べていることを指摘。「米軍基地の強化押し付けに反対する全国のたたかいは、すべて『米軍再編』計画全体をつき崩す力をもっている」と強調し、「日本共産党は、みなさんとともにたたかいぬく」と決意を表明しました。

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【この記事は随時追記します】先週、ご報告した「岩国市新市庁舎建設を勝手に支援する会」の口座番号が決定しました。旧郵便局(現ゆうちょ銀行)の振替口座【00130−9−583982】です。早速、「基地誘致交付金」に抗議する寄付の募集を開始します!一口350円で1000万人で35億円、この数字は岩国市が空母艦載機の岩国基地受け入れに反対しているため、国が支払を停止した市新市庁舎建設のための助成金と同じ額です。国は、この新市庁舎建設助成金を岩国市が米軍空中給油部隊を受け入れることを条件に3年間支払うことを約... [続きを読む]

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