「新しい歴史教科書をつくる会」が「集団自決訂正なら法的措置」
このニュース見落としてました。遅くなりましたが、でもちゃんと引用しておきたい。
「集団自決」が日本軍の強制であることを教科書から削らせたのは、要するにこの「会」の「イデオロギー」に従わせただけだということを、「会」自らが告白したようなものだと思います。
彼らが文科省を使って教科書に政治介入して無理矢理削らせたので、日本軍に殺された当事者の方が元通りにしようとした、ところが文科省が裏切る可能性が出てきたので、「会」自らがあらゆる手段を使って削除を強制しようとし始めた、そんな構図ですね。
教科書検定:つくる会「集団自決訂正なら法的措置」(毎日電子版)
沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題で、「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)は13日、文部科学省で会見し、教科書会社6社の訂正申請が認められた場合、出版差し止めの仮処分申請など法的措置の検討をしていることを明らかにした。「子どもの保護者として正しい教育を受けさせる権利がある。(訂正申請が認められれば)国家がその権利を侵しているわけだから、文科相と教科書会社に損害賠償を求めることになる」と行政訴訟や民事訴訟の可能性も示唆した。
毎日新聞 2007年11月13日 19時34分 (最終更新時間 11月13日 23時29分)
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