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2007年11月24日 (土)

アフガン問題、「和平を促す外交努力」を頑なに拒む福田首相

 相変わらず傲慢で不真面目な男です、福田首相は。

 22日に福田首相と5党党首との会談がありましたが、テロ特措法をめぐって以下のような会話があったそうです。

 首相 和平のための努力は重要だ。ただ、和平のテーブルにつくという点については、まだその時期ではない。同時並行でやる必要がある。

 志位 同時並行といわれたが、何を(和平と)同時並行でやるべきだというのか。

 首相 タリバンの掃討だ。

 志位 掃討と同時並行で和平というのは、まったく矛盾している。和平の方向に切り替えるべきではないかと問うている。

 首相 和平の交渉は時間がかかる。潮時がいつくるか、つねづね考えながら同時並行で事をすすめている。いまはそういう時期ではなく、もう少しの辛抱が必要だ。いまはその時ではない。NGOの活動も誰かが守ってやらないとそれはできない。

 志位 タリバン全体を掃討の対象と首相は考えているのか。

 首相 タリバンについては(自分も)よく分からない。

 志位 分からないのに掃討の対象か。

 首相 タリバンのなかには、いいタリバンもあるし、危険なタリバンもいる。いろいろあるんでしょう。

 志位 和平の話し合いは重要といいながら、こん棒で殴る。こん棒で殴りつけながら話し合いをおこなうことは成り立たない。タリバンを掃討するという立場で、タリバンをどうやって、和平の方向に変えるのか。説明がつかない。

 「タリバンについては(自分も)よく分からない」、「タリバンのなかには、・・・いろいろあるんでしょう」と語りながらも、新テロ特措法はどうしても成立させたいというのですから、「日本政府としての自主的判断は一切ないが、アメリカの要求(補給活動)にはどうしても応じる」ということになります。ずいぶんと正直に語ったものです。

 しかし、アフガニスタンでの実態は、一方で対テロ戦争が行き詰まり、他方でアフガニスタンのカルザイ大統領は「平和と和解のプロセス」、「アルカイダやテロリスト・ネットワークの一部でないすべてのタリバン」との交渉による和平を追求し、アフガニスタン上院も和平をすすめるために米軍などに対し、タリバンなどへの軍事掃討作戦を中止するよう求める決議を可決している、というものです。

 まさに「和平のテーブルにつくという点について」「その時期」だと言うべきです。

 アフガニスタンに関わる問題を、その実態ではなく、アメリカの要求に応じて決めるという福田首相の考え方は、誰から見ても愚かで、誰から見ても完全な誤りでしょう。

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 一部引用したしんぶん赤旗の記事と志位・福田両氏の発言要旨は、ここここ

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