« 民主党は自民党と同根だということも忘れてはなりませんね | トップページ | 被爆者を口先で慰め行動で蹂躙する安倍晋三―どんなに批判されても絶対に行動を改めない鉄面皮・独裁者 »

2007年8月12日 (日)

参議院は衆議院のカーボンコピー?―参議院不要論は政治的ご都合主義の似非(えせ)理論

 10日の参議院論の続きです。

 民主党から初めて参院議長となった江田五月さんが各紙のインタビューに答えて「衆院を通過した法案が参院を通るのは当たり前、とはいかない。『参院は衆院のカーボンコピー』とは言わせない」と述べ、与党の国会運営をけん制したそうです(日経11日付)。

 これで思い出しましたが、参議院は「衆議院のカーボンコピー」だから少なくとも今のままの参議院は不要だ、と確かに言われ続けてきました。

 一方、10日の日経社説は「私たちはインド洋での活動の継続を必要と考えるが、民主党が延長反対を貫く場合には、参院で延長法案を早期に否決し、衆院が3分の2で再可決する時間を確保すべきだろう。そうでなければ、第1院に示された民意よりも第2院のそれが優先する結果になる」と書きました。

 この社説の意味する所は、「参議院は衆議院と異なった議決をしてはならない」、つまり「参議院は衆議院のカーボンコピーでなければならない」ということになります。だって、衆議院と異なる参議院の議決はどのような手段を使っても踏みにじれ、参議院は自らの決議が衆議院によって踏みにじられるように譲歩しろって主張ですから。

 つまり、一方で参議院が衆議院のカーボンコピーなら参議院は不要だと言いながら、他方で、参議院がカーボンコピーの状態から抜け出そうとすると、衆議院と異なる議決をするな、衆議院のカーボンコピーとなれと主張している訳です。

 要するに、参議院がカーボンコピーの状態であることを問題にしているのではなく、参議院が存在することを尤もらしい理屈をつけながら問題にしているのです。すなわち参議院をなくせという結論先にありき。

 自民党だけでは過半数を割り、今回公明党を併せても過半数を割った参議院。だから参議院をなくせと主張しているんですね。尤もらしい制度論の体裁を取っていますが、そういうものではなく自民党の政策をどうやっても通したいから主張されているものなんですね。

 参議院制度論、なかんずく参議院不要論は、真面目に付き合うだけ馬鹿馬鹿しい、自民党絶対論を主張する政治的暴論に過ぎないことがその主張者自身の主張から明らかになっています。

Banner←励みになりますのでクリックお願いします

« 民主党は自民党と同根だということも忘れてはなりませんね | トップページ | 被爆者を口先で慰め行動で蹂躙する安倍晋三―どんなに批判されても絶対に行動を改めない鉄面皮・独裁者 »

政治1(日本01)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/190737/16088718

この記事へのトラックバック一覧です: 参議院は衆議院のカーボンコピー?―参議院不要論は政治的ご都合主義の似非(えせ)理論:

« 民主党は自民党と同根だということも忘れてはなりませんね | トップページ | 被爆者を口先で慰め行動で蹂躙する安倍晋三―どんなに批判されても絶対に行動を改めない鉄面皮・独裁者 »

最近の記事

カテゴリー

2016年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のコメント

興味のあるHP・Blog

無料ブログはココログ