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2007年7月 5日 (木)

福島瑞穂・社民党党首「民主党が勝っても憲法改悪の流れは止められない」

党首討論への復帰目指す=参院選で7議席確保-社民(時事通信電子版 2007/07/04-19:21)

 社民党は4日、党本部でブロック事務局長会議を開き、参院選への対応を協議した。福島瑞穂党首は「獲得目標は悲願の7議席。非改選3議席と合わせて10議席を確保し、党首討論などをやっていきたい」と述べ、党首討論や審議日程の協議に加われる参院での院内交渉会派(10人以上)復帰に全力を挙げる考えを示した。

 福島氏は「安倍晋三首相と小沢一郎民主党代表だけ(の党首討論)では生活感のない国家像の論争で、本当の対立点は出てこない。民主党が勝っても憲法改悪の流れは止められない」と指摘。その上で「社民党は出遅れていたので、投票日が延びたことを奇貨として選挙戦を戦い抜きたい」と語った。

 そうです、その通りです。「民主党が勝っても憲法改悪の流れは止められない」!だからこそ、日本共産党が勝たねばなりません。議席を1つでも増やさねばなりません。

 今朝書いた記事では、酔っぱらった勢いもあって福島さんだけを責めるような書き方になっていますが、本当は社民党そのものの選挙方針・政治活動が間違っているのです。「憲法改悪の流れは止められない」「民主党」となぜ安易に選挙協力をするのか。きっぱり止めるべきです。

 「憲法改悪の流れは止められない」「民主党」と選挙協力をするという政治活動は、護憲ではなく改憲を目指す政治活動なのです。口では護憲を言いながら実際の行動では改憲を目指す政治活動をやっているのです。これが客観的な事実です。

 この客観的事実は、社民党の意思だけで、直ちに、簡単に、除去できるものです。従って、直ちに除去すべきです。

 日本共産党員の中にも「平和共同候補」などという改憲に貢献する政治活動に手を染める「愚か者」がいますが、日本共産党そのものはこの運動に対して極めて控えめで優しい、しかし正確な批判をして、確固として護憲を目指す政治活動をやっています(1月14日の記事)。しかし社民党は党そのものが改憲に貢献する、議論の余地なく明白な誤った政治活動をやっている、これが残念な点です。

 僕個人は、各選挙区・各議員がどんなものなのかというような細かい話には余り興味がなかったのですが、今朝のしんぶん赤旗に社民党の選挙協力の実態に触れた小さな記事がありました。自分の勉強のために引用しておきますね。

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2007年7月5日(木)「しんぶん赤旗」

話す・伝える
07参院選
改憲の民主と選挙協力とは

 社民党の福島瑞穂党首は二日の記者会見で、「憲法改悪を阻止できるかどうかは、今度の選挙にかかっている」とのべ、「護憲」をかけて参院選をたたかうことを表明しています。

民主党と選挙後「統一会派」まで

 ところが、今回の参院選で社民党は、九条改定を明確にしている改憲政党の民主党との選挙協力を各地ですすめています。そのうえ福島党首は、参院選後に民主党と国会での統一会派を組む可能性にまで言及。「党全体、地方組織も含めた大事な問題だ。参院だけ組むということもある」(「日経」四日付)とのべており、「護憲」の公約との深刻な矛盾です。

 社民党は、山形、香川では民主党候補を支持・支援しています。秋田、富山、愛媛、宮崎などの選挙区では、無所属候補を民主党とともに推薦。無所属候補といっても、宮崎では前民主党県連副代表が社民党などの推薦・支援を受けるために、「無所属」での立候補を決定したものです。

「靖国」派候補を当選させた過去

 社民・民主両党は、二〇〇五年の総選挙でも二十一選挙区で選挙協力。このうち十四選挙区では社民党が候補者を立てず、残りの七選挙区では民主党が立候補を見送りました。

 しかも、社民党が当時支援した民主党候補には、改憲推進派がつくる「憲法調査推進議員連盟」に加盟する三人の現職議員(鹿野道彦、原口一博、菊田真紀子の各氏)が含まれていました。

 また、筒井信隆衆院議員のように、「専守防衛の自衛隊は軍隊として合憲である、こういう憲法修正条項を付加すべきだ」(〇一年六月十四日の衆院憲法調査会)と、改憲をあからさまに主張していた民主党議員まで社民党は支援したのです。

 福島党首は六月二十六日の同党候補を支持する労組幹部などを集めたパーティーで、「今回は社民党へ。自民党支持の人も、民主党支持の人もどうか社民党へと。というのは、民主党だけ勝っても憲法改悪はとまりません」などとのべました。「護憲」を看板にしながら、その裏で改憲政党の候補を支援する。政党としての姿勢が問われます。

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政治1(日本01)」カテゴリの記事

コメント

私が共産党をどうしても生理的に受け入れない理由は他勢力に対して排他的な点です。

ご指摘の主張であれば、共産党の単独政権を目指すという方針が党全体の方針のようですね。頑張って下さい。

 sdpj_2007さん、初めまして。

 ただ、日本共産党が「他勢力に対して排他的」というのは、根拠のない誤解だと思います。実際、昨年のことになりますが、日本共産党は社民党に対して憲法改悪反対での両党の共闘について会談をおこなうことを申し入れ(2006年1月23日)、3月22日に懇談が実現しました。そこでは、一定の相互理解・信頼関係ができ、また一定の一致の確認ができました。さらに、日本共産党は今後も両党の関係を大事にしていきたいという立場です。このことは、ネット上でも以下のページで読むことができます。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-01-24/2006012401_01_1.html
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-02-03/2006020302_04_0.html
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-03-23/2006032302_02_0.html
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-03-24/2006032402_03_0.html

 また、僕の書いた上記記事から、日本共産党は「共産党の単独政権を目指すという方針が党全体の方針」だという結論は出てこないと思います。

 加えて、釈迦に説法かもしれませんが、日本共産党はその綱領で以下のように定めており、また日本共産党は自ら決めたその綱領を忠実に実行している政党であることを理解して頂きたいと思います。

http://www.jcp.or.jp/jcp/Koryo/index.html

 第4章第13節「民主主義的な変革は、労働者、勤労市民、農漁民、中小企業家、知識人、女性、青年、学生など、独立、民主主義、平和、生活向上を求めるすべての人びとを結集した統一戦線によって、実現される。統一戦線は、反動的党派とたたかいながら、民主的党派、各分野の諸団体、民主的な人びととの共同と団結をかためることによってつくりあげられ、成長・発展する。当面のさしせまった任務にもとづく共同と団結は、世界観や歴史観、宗教的信条の違いをこえて、推進されなければならない。/日本共産党は、国民的な共同と団結をめざすこの運動で、先頭にたって推進する役割を果たさなければならない。日本共産党が、高い政治的、理論的な力量と、労働者をはじめ国民諸階層と広く深く結びついた強大な組織力をもって発展することは、統一戦線の発展のための決定的な条件となる。」

 同上「統一戦線の発展の過程では、民主的改革の内容の主要点のすべてではないが、いくつかの目標では一致し、その一致点にもとづく統一戦線の条件が生まれるという場合も起こりうる。党は、その場合でも、その共同が国民の利益にこたえ、現在の反動支配を打破してゆくのに役立つかぎり、さしあたって一致できる目標の範囲で統一戦線を形成し、統一戦線の政府をつくるために力をつくす。」

 第5章第16節「日本共産党は、社会主義への前進の方向を支持するすべての党派や人びとと協力する統一戦線政策を堅持し、勤労市民、農漁民、中小企業家にたいしては、その利益を尊重しつつ、社会の多数の人びとの納得と支持を基礎に、社会主義的改革の道を進むよう努力する。」

 sdpj_2007さんのブログは、ブログを渡り歩くうちに行き当たり以前から知っていました。社民党支持を明確にされているブログは珍しいので印象に残りました。そのブログからTBを頂いたので、最初ドキッとしましたが、記事を読ませて頂いて興味を引かれ、嬉しく思いました。だからお返しのつもりで僕の方からもTBしたのですが、どうも気持ちを害してしまったようで、申し訳なく思っています。

 僕の書いた上記記事は、まだまだ考察も薄く荒いものでしょうが、僕が思っていることを正直に書いたものです。

 僕自身は日本共産党の前進のために頑張りますが、福島瑞穂さんが「民主党が勝っても憲法改悪の流れは止められない」と言われたような意味で社民党が伸びることも願っています。

こちらこそ,書き方が乱暴で申し訳ございません.
私は三国志を愛読しています.無から「天下三分の計」により国を成した「蜀」という国に興味を持っています.自分たちの国を良くするために,偽「二大政党」ではない新しい勢力が国政に携わることを夢見ています.ただそのためには戦術も必要ですし,理想論だけでは夢は実現しないと思っています.
私は社民党を応援していますが,共産党がのびることも政治を良くするためには欠かせないと思っております.お互いに頑張りましょう.

 いや、こちらこそ、言いたいことを正直に言うにしても、言い方が乱暴だとこんなことにもなる、と反省しております。

 また、今気付いて訂正しておきましたが、お名前を「spdj_2007」と間違えていました。ごめんなさい。正しくは「sdpj_2007」ですね。Social Dmocratic Party ( of Japan)でしょうから。

 不勉強で三国志は読んでませんし、「天下三分の計」の意味を正確につかんでいるか心許ない気もしますが、

 自分たちの国を良くするために、偽「二大政党制」ではない、新しい勢力が国政に携わる、

 僕も本当に夢見ています。

 そのために、理想論だけでなく、戦術が必要だ、

 これもそうだと思います。

 たぶん、僕とsdpj_2007さんでは(あるいは日本共産党と社会民主党では)、何が単なる「理想論」で、何が目的適合的な(正しい)「戦術」なのかという点で、若干意見が異なるのだと思います。

 お互い、自ら「これが理だと信ずる所」に従って実践・行動し、従ってこの実践によってその正誤を検証しながら、また同時に、お互いの「これが理だと信ずる所」を突き合わせて議論しながら、そういう過程を経て「真の理」を発見し、その発見された「真の理」に則って実践・行動することによって目的を達成していきたいと思います。また、これらの実践と議論の基盤となり、この社会で一番力を持っているのは世論(国民の意思)だと思います。

 やっぱりトラックバックを頂いて良かった(^^)。お互い頑張りましょう。

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