« パレスチナ統一政府崩壊(7)求められるパレスチナの結束 | トップページ | 教科書検定意見撤回、沖縄の全市町村が要求 »

2007年6月28日 (木)

北朝鮮、ヒル次官補が北東アジアの対話を展望

 「事実を直視する」政治ではなく、「偏狭なイデオロギーを事実に押しつける」政治を旨とする安倍政権は、北朝鮮というと「拉致問題を根拠にした北朝鮮非難」、「日本の単独核武装」、「日本の朝鮮侵略の否定」くらいしかやってきませんでした。

 しかし、拉致問題は「非難」すればいいのではなく、「解決」されねばなりません。また、「核武装」すればいいのではなく、「平和を確立」せねばなりません。侵略戦争は、言葉で「否定」すればいいのではなく、「被害の回復」が図られねばならず、また二度と「起こさない」ようにせねばなりません。

 6カ国協議もその角度から捉えるべきです。読売としんぶん赤旗の記事を引用しておきます。

Banner←励みになりますのでクリックお願いします

2007年6月27日(水)「しんぶん赤旗」

ヒル次官補
北東アジア対話展望
6カ国外相会議に期待
休戦協定問題 “米朝韓中の協議を”

 【ワシントン=山崎伸治】北朝鮮の核問題に関する六カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は二十五日、国務省で会見し、八月初めにも開催される六カ国の外相会議が、地域の諸国の安全保障問題について話し合う「北東アジア対話フォーラム」の創設につながるよう期待を示しました。

 また、朝鮮戦争(一九五〇―五三年)の休戦協定を平和体制に転換する和平プロセスを論議するために、韓国、北朝鮮、米国、中国による四カ国協議を年内にも開始したいと表明しました。

 二〇〇五年九月の六カ国協議共同声明は「北東アジアの永続的な平和と安定のために六カ国が共同で努力する」と明記すると同時に、「直接の当事者が適当な話し合いの場で、朝鮮半島の恒久的な平和体制について協議する」としています。

 ヒル氏は「すべてが順調にいけば、年内に核施設が閉鎖され、朝鮮半島で平和のメカニズムの話し合いが進み、六カ国の外相会議を開き、北東アジアの安全保障のプロセスといったものにつながる道筋が得られるだろう」と述べました。

 また、北朝鮮の原子炉の無能力化、すべての核計画の申告など、核放棄に向けた「次の段階」を年内に履行したい考えを示し、無能力化の履行段階に入れば、朝鮮半島和平プロセスのための四カ国協議を始めると語りました。さらに、〇八年の見通しにもふれ、朝鮮半島の非核化を完了し、地域諸国の関係正常化を実現すると述べました。

 ヒル氏は、平壌での会談で北朝鮮側が「朝鮮半島の平和メカニズム」と「北東アジアのより幅広い対話フォーラムへの参加」の双方に乗り出していることが分かったと紹介。北朝鮮も前向きであることを強調しました。

朝鮮半島和平、米・中・韓・北で4か国会合…ヒル次官補(読売電子版)

 【ワシントン=坂元隆】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の米首席代表、クリストファー・ヒル国務次官補は25日、国務省で記者会見し、7月末にも開催される見通しの6か国協議外相会議で、朝鮮戦争の休戦協定に代わる朝鮮半島の恒久的和平体制を目指す機構の創設を検討するよう求めた。

 機構には、米国、中国、韓国、北朝鮮の4か国が参加し、戦争の直接当事者でなかった日本とロシアは加わらない。また、6か国すべてが参加する「北東アジア安全保障対話フォーラム」の設置も6か国協議外相会議で協議するよう提案した。

 ヒル次官補は21~22日に訪朝した際に北朝鮮側に提案を説明し、原則的な支持を得たという。

 6か国協議参加国は2005年9月、北東アジアの「恒久的な平和体制」について、朝鮮戦争を戦った南北朝鮮と米国、中国の「直接の当事者」が協議することで合意している。だが、4者のメカニズムが今後軌道に乗れば、6か国協議から事実上独立した形で動く可能性があり、朝鮮半島の和平問題で日本やロシアが置き去りにされる可能性も出てくる。

 ヒル次官補は会見で、北朝鮮による寧辺の核施設の停止・封印など、核放棄に向けた初期段階措置の実施が始まれば、6か国協議の首席代表会合を7月10日ごろ、外相会議を8月2日にマニラで行われる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)の前後に開催できるとの見通しを示した。そのうえで、「外相会議では、北東アジアの(安全保障の)枠組み作りが始められることを望む」と述べ、朝鮮半島の恒久的和平体制と北東アジア全体の安全保障に関する2協議体の創設が提案され、年内に発足できるよう期待感を表明した。

 一方、ヒル次官補は、今後の6か国協議では初期段階措置の完了を前提に、核施設の無能力化やすべての核計画の申告などから成る「次の段階」の措置を議論すべきだと主張し、半島和平の協議機構の創設などと同様、年内に「次の段階」を終了させることを目指すと強調した。「次の段階」では、高濃縮ウランによる核開発計画を北朝鮮が認めるかどうかが焦点となるが、ヒル次官補によると、訪朝の際、北朝鮮は問題解決に前向きの姿勢を示したという。

(2007年6月26日13時53分  読売新聞)

« パレスチナ統一政府崩壊(7)求められるパレスチナの結束 | トップページ | 教科書検定意見撤回、沖縄の全市町村が要求 »

政治3(世界1-アメリカ2-外交)」カテゴリの記事

政治3(世界3-アジア-東)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/190737/15580529

この記事へのトラックバック一覧です: 北朝鮮、ヒル次官補が北東アジアの対話を展望:

« パレスチナ統一政府崩壊(7)求められるパレスチナの結束 | トップページ | 教科書検定意見撤回、沖縄の全市町村が要求 »

最近の記事

カテゴリー

2016年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のコメント

興味のあるHP・Blog

無料ブログはココログ