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2007年6月 4日 (月)

蕨市長選、共産党員が当選、市議選でも4人全員当選―安倍内閣支持率30%に急落(追加)

 これは嬉しいニュースです。

 3日投開票が行われた埼玉県蕨市の市長選で元共産党市議のよりたか(頼高)英雄さんが当選しました。同時に行われた市議選(定数は前回より6減の18)でも4人全員が当選しました。日本共産党員の現職首長は9人目です(日本共産党HP「日本共産党員が首長の自治体の施策ととりくみ」参照)。

 つい先ほど流れた朝日電子版の「内閣支持率過去最低 30% 政権運営手詰まり感」という記事と対照的です。

 以下に開票結果と各紙電子版の記事を引用しておきます。

(追加) さらに、民主党は「自主投票」という建前だったのですが、隣の戸田市の民主党の市議は自公推薦候補を公然と応援し、地元の市議は反共攻撃を繰り広げた、という実態だったそうです(市田書記局長の4日の記者会見)。結局、「共産党vs民主党を含むオール与党」という構図に変わりはなかったわけですね。

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得票順 候補者名 党派 得票数
1 よりたか  英雄 (元共産市議) 17,815
2 庄野  たくや (自民、公明推薦) 14,506

得票順 候補者名 党派 得票数
1 池上  ともやす 無所属(新) 2,372.64
2 すが  たかし 無所属(新) 1,824
3 三輪  かずよし 無所属(元) 1,807
4 いちのせき  和一 民主 1,718
5 鈴木  さとし 共産 1,625
6 高橋  えつろう 公明(新) 1,592
7 そめや  一子 無所属 1,571
8 川島  よしのり 無所属 1,514
9 志村  しげる    共産 1,487
10 大石  こういち 公明(新) 1,486
11 かじわら  秀明 共産 1,437
12 やまわき  紀子 共産 1,422
13 今井  良助 無所属 1,354
14 松本  とおる 公明 1,344
15 ひき  こうじ 無所属 1,280
16 おおしま  公一 民主(新) 1,221
17 池上  東二 無所属 1,206.36
18 おかだ  栄次 無所属 1,174
19 小林  リキ 無所属(新) 1,025
20 田中  てつじ 無所属 981
21 岡崎  千春 無所属(新) 950
22 七条  和之 無所属(新) 732
23 尾崎  せつこ 無所属 616
24 岡本  正則 無所属(新) 428
25 えのもと  和孝 無所属(新) 384

蕨市長選/蕨市議選 「駅西口再開発」で舌戦-あす投開票 /埼玉(毎日新聞電子版 2007年6月2日)

 任期満了に伴う蕨市長選と市議選は3日、投開票される。市長選はともに新人で無所属の前市議、庄野拓也氏(38)=自民、公明推薦=と元市議、頼高英雄氏(43)の一騎打ち。8期務めた前市長、田中啓一氏(81)からバトンを引き継ぐ新市長が決まる。

 庄野氏は「笑顔あふれる活力のあるまちをつくる」がスローガン。争点になった蕨駅西口再開発は「蕨の玄関口。完成させて、経済活性化につなげたい」と訴える。

 頼高氏は「32年間の長期政権の弊害を徹底して改革。日本一のあったか市政を」と主張。駅西口再開発は「ムダなハコもの。市民参加で再検討する」と慎重だ。

 市議選(定数18)は前回より定数が6減って激戦となった。現職14人、元職1人、新人10人が立候補。党派別は▽無所属16▽共産4▽公明3▽民主2。

 投票は午前7時から午後8時まで市内16カ所で行われ、同9時から市民体育館で即日開票される。26日現在の有権者数は5万7573人(男2万9553人、女2万8020人)。【森国郎】

==============

 ◇蕨市長選立候補者(届け出順)

庄野拓也(しょうの・たくや) 38 無新

 [元]市議[歴]とだわらび青年会議所理事長▽蕨ケーブルビジョン総務部長▽浦和高=[自][公]

頼高英雄(よりたか・ひでお) 43 無新

 [元]市議▽市保育園保護者会連絡会会長▽北町コミュニティー委員会理事▽埼玉大

==============

 ◇蕨市議選立候補者(定数18-25、届け出順)

志村茂  57 政党役員     (7)共現
山脇紀子 34 政党役員     (2)共現
高橋悦朗 53 [元]会社員      公新
川島善徳 58 コンビニ経営   (1)無現
岡田栄次 69 水泳連盟会長   (3)無現
一関和一 56 政党役員     (5)民現
鈴木智  41 政党役員     (1)共現
三輪一栄 60 寝具販売     (1)無元
岡崎千春 42 会社役員        無新
今井良助 67 [元]会社役員  (2)無現
池上東二 63 呉服販売     (4)無現
田中鉄次 71 会社社長     (5)無現
池上智康 51 米菓製造販売      無新
尾崎節子 54 [元]養護校教諭 (1)無現
大石幸一 44 進学塾教師       公新
大嶋公一 29 政党役員        民新
岡本正則 61 1級建築士       無新
染谷一子 68 母子愛育会長   (3)無現
七条和之 60 会社役員        無新
比企孝司 54 学習塾経営    (1)無現
梶原秀明 44 政党役員     (1)共現
須賀敬史 40 会社役員        無新
松本徹  52 政党役員     (4)公現
小林利規 42 [元]会社役員     無新
榎本和孝 27 大学生         無新

毎日新聞 2007年6月2日

蕨市長選:元共産党市議の頼高英雄氏が初当選 埼玉県(毎日新聞電子版 2007年6月4日)

 3日投開票の任期満了に伴う埼玉県蕨市長選は、新人で無所属の元共産党市議、頼高英雄氏(43)が、新人で無所属の前市議、庄野拓也氏(38)を破り初当選した。投票率は59.24%。同党中央委員会によると、現職党員首長は全国で9人目となる。【森国郎】

 確定得票数次の通り。

当17815 頼高 英雄

=無新<1>

 14506 庄野 拓也

=無新[自][公]

毎日新聞 2007年6月4日 0時34分 (最終更新時間 6月4日 0時36分)

内閣支持率過去最低 30% 政権運営手詰まり感(朝日新聞電子版 2007年06月04日00時31分)

Abeshijiritsu20070603  安倍首相の政権運営が危険水域に近づいた。参院選に向けた朝日新聞の第4回連続世論調査(2、3日。電話)では、内閣支持率は30%で前回(5月26、27日)の36%からさらに下落し、政権発足後最低を更新。不支持率は前回の42%から49%に上昇した。ずさんな年金記録問題への政権の対応や、自殺した松岡利勝前農林水産相をめぐる「政治とカネ」の問題への批判が集まった。政府・与党は年金問題に迅速な対策を取ることで政権を立て直す構えだが、参院選公示を約1カ月後に控え、首相の政権運営には手詰まり感も出始めている。

 男性の支持が27%(前回36%)と落ち込み、逆に不支持は56%(同47%)と増えた。これまで比較的支持が高かった女性でも支持32%で、不支持43%を大きく下回った。公明支持層の支持は29%(同35%)、不支持は30%(同45%)で、「その他・答えない」が41%だった。

 支持率低下の背景には「年金」や「政治とカネ」の問題への取り組みに対する厳しい見方がある。

 5千万件の年金記録がだれのものか分からないなど年金をめぐる問題について、衆院での審議が「十分ではなかった」は78%を占め、「十分だった」はわずか7%。

 1年以内に記録を点検するなどと言っている政府の対応は、「適切だ」が49%で「適切ではない」の38%を上回るものの、政府の対応では年金が正しく支給されない恐れがある、との野党の主張を「その通りだ」と思う人は62%にのぼる。自分の年金記録が「きちんと管理されている」と思う人が50%に対し、「不十分かもしれない」は43%あった。

 自殺した松岡前農水相の政治資金をめぐる疑惑について、安倍首相の対応が「適切ではなかった」は69%に達する。「適切だった」は14%で、松岡氏をかばい続けた首相に批判的な見方が強い。松岡氏の自殺で内閣の印象が「悪くなった」は61%で、「そんなことはない」の32%を大きく上回った。

 政党支持率は自民28%(前回29%)、民主17%(同18%)などで、無党派層は50%(同47%)だった。

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 数週間前に大学の先輩(I氏)に会い、趣味のこと、健康のこと、政治のこと、経済のこと、そして、ビジネスについて昼食を取りながら語り合った。 私が色々とつまずいている時に話を聞いてもらい、率直な意見から次の一手の参考にさせてもらう掛替えのない先輩である。既に定年退職し、社会をジッと見る眼は鋭いと感じる人である。 そこで、こんな話が飛び出した。その会話を簡単に整理する。  I:小泉・安部政権は新自由主義に突っ走りながら「教育基本法」を変え、「靖国」を重んじ、なおそれを国民に押付ける方策として、「憲法... [続きを読む]

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