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2007年4月16日 (月)

改憲手続き法案、参院で審議入り、冒頭から荒れる(井上哲士さんのメルマガ)

 日経の夕刊に出てましたが、「本会議は一時、ヤジで騒然となった」そうです。その様子が、日本共産党の井上哲士・参議院議員のメルマガ([news:89] 改憲手続法の狙いあらわに (2007/04/16) )に詳しかったので引用しておきます。ついでに各紙の記事も。

 なお、 憲法改悪反対共同センターが用意した、「国会議員請願・マスコミ要請一斉メールフォーム」は、http://www.kyodo-center.jp/douhoumail/douhou.htm

(前略)

 しかし、答弁のひどいこと!議場は何度も騒然としました。まず、民主党議員が「参院の議論は白紙状態であり、十分な質疑が必要だ」と質問したのに対し、自民党の発議者である保岡衆院議員は、「ゼロから議論を始めるのではなく、衆議院の論議の足らざるところを集中的に審議を」という答弁をしました。場内からは一気に「参議院は衆院の補完物ではないぞ」「答弁を撤回しろ」と大きな野次が飛び、答弁がほとんど聞き取れない状況になりました。

 まさに保岡氏の答弁は、参院を衆院の付録扱いにし、二院制の下での参院の存在意義を否定する発言です。しかも、参院での審議のやり方は参院特別委員会の理事会で与野党が協議するものであり、発議者である衆院議員があれこれ指図するのも重大な問題です。さらに、衆議院で「議論を尽くした」といって強行採決しながら「足らざるところがある」するのもとんでもない話です。「衆院で議論をやり直せ」「出直して来い」という野次も飛びました。

 この答弁をめぐり、与野党の議運の理事が壇上に集まり、さらに、憲法特の理事も場内で対応を協議するなど議場内は異様な雰囲気になりました。さすがにまずいと思ったのか、次の公明党の質問議員に対し、船田衆院議員が「足らざるところだけでなく、足りているところも十分に審議を」と答弁しましたが、これにも、「保岡答弁の何が問題か分かっているのか」「撤回しかないぞ」と厳しい声が飛び交いました。

 続いて質問に立った市田書記局長が「参議院の存在意義を否定するような答弁は撤回し、謝罪せよ」と迫り、場内はやんやの喝采です。ところが、自民党の発議者達は、自分たちの発言のどこが問題か少しも理解していないようで、社民党の質問の答弁に立った葉梨(はなし)衆院議員は、参院を持ち上げれば機嫌が直るとでも思ったのでしょうか、笑いながら「紳士・淑女の集まりである参議院の本会議場で答弁できることは幸せ」とのべたので場内の怒りは爆発し、「馬鹿にするな」などの野次が飛び交いました。

 わが党の仁比議員は「俺は紳士じゃないぞ」と大声で叫びました。私は、葉梨(はなし)議員の答弁だったので、「これじゃあ、話にならない」とやじり、一部から拍手をいただきました。駄洒落ですいません。

 もともと参院をなくせというのは、自民党の最初の憲法改正草案の内容です。自公与党は、「今回の手続法は、改憲でも護憲でもない中立的制度をつくるもの」と言い訳をしていましたが、今日の答弁は、この手続き法が、まさに自民党の狙う憲法改悪と直結したものであることを改めて浮き彫りにしました。

 二院制を否定する議論は、参院自民党の中でも反発を呼んでいます。なんとしても、廃案へ。さらにがんばりぬきます。

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国民投票法案、参院で審議入り(NIKKEI NET 2007.04.16)

 憲法改正手続きを定める国民投票法案は16日午前の参院本会議で趣旨説明と質疑をし、参院での審議に入った。自民、公明両党は5月3日の憲法記念日を視野に早期成立を目指すが、民主など野党は衆院採決が強引だったと与党への反発を強めている。統一地方選や参院選をにらみ、駆け引きは激しさを増しそうだ。

 本会議では民主党の簗瀬進氏らが質問。法案提出者である自民党の保岡興治氏が「参院ではゼロから議論を始めるのではなく、衆院の審議を踏まえて足らざる所を集中的に議論してほしい」と答弁したのに対し、共産党の市田忠義書記局長らが「参院の存在を無視した発言だ」などと反発。本会議は一時、ヤジで騒然となった。

 与党は午後の参院憲法調査特別委員会で法案の趣旨説明をし、17日に実質審議入りしたい考えだが、野党は反発を強めている。(12:30)

国民投票法案、参院で審議入り(asahi.com)

2007年04月16日10時25分

 憲法改正の手続きを定める国民投票法案の与党案が16日、参院で審議入りした。投票年齢を「18歳以上」とすることや、公務員への「政治的行為の制限」を国民投票にどう適用するのか、などが焦点となる。与党は憲法記念日の5月3日までの成立を目指して連日審議し、与党単独の採決も辞さない構えで、今国会での成立は確実な情勢だ。

 16日午前の参院本会議で、自民党の保岡興治・衆院憲法調査特別委筆頭理事が3月下旬に衆院に提出した与党修正案について説明した。これに対し、民主党の簗瀬進氏は「参院での議論は白紙状態だ。参院では地方公聴会を徹底的にすべきだ」として慎重な審議が必要だと指摘した。

 与野党は、午後から憲法調査特別委を開くことで一致していた。だが、本会議で保岡氏が「衆院審議を踏まえて、足らざるところを参院で審議してほしい」と発言したことに野党が「参院軽視だ」と反発。委員会開会に向け、与野党協議が続いた。

国民投票法案、参院で審議入り…5月中の成立目指す(読売新聞)

 憲法改正の手続きを定める国民投票法案は16日午前の参院本会議で、与党案の趣旨説明と質疑が行われ、審議入りした。

 同日午後の参院憲法調査特別委員会でも趣旨説明が行われる。与党は集中的に審議を重ね、遅くとも5月中の成立を目指す。

 本会議では、民主党の簗瀬進憲法調査会長代理が「与党の進め方は拙速で、暴挙だ。低い投票率によって憲法改正が行われるのは問題」と指摘し、最低投票率の規定の導入を求めた。

 与党案の提出者である自民党の保岡興治・元法相は、「国民の権利を行使できる制度の整備が法案の目的だ。国民に謝罪すべきは、党利党略で早期制定を阻止する者だ」と野党を批判した。最低投票率については、「投票ボイコット運動を誘発する恐れがある。専門的、技術的な(テーマの)国民の関心の薄い憲法改正が難しくなる可能性もある」と述べ、否定した。

(2007年4月16日13時48分  読売新聞)

国民投票法案:参院で審議入り 午後に特別委で趣旨説明(毎日新聞)

 憲法改正の手続きを定める国民投票法案は16日午前、参院本会議で趣旨説明と質疑が行われ、審議入りした。午後には憲法調査特別委員会で趣旨説明が行われる予定。与党側は安倍晋三首相が目標とする5月3日の憲法記念日までの成立を目指す。

 自民党の保岡興治元法相は趣旨説明で「国民投票法制の整備は、国権の最高機関として国民の負託を受けている国会議員の基本的な責務だ」と強調。民主党の簗瀬進党憲法調査会長代理は「衆院での審議時間は少なすぎる。参院では地方公聴会を徹底して開くべきだ」と慎重審議を求めた。

 法案の柱は、(1)投票権者は18歳以上で、公職選挙法や民法改正で選挙権年齢や成人年齢が引き下げられるまでは20歳以上(2)賛成・反対票を合計した有効投票総数の過半数の賛成で成立(3)公布後3年間は衆参両院に設置する「憲法審査会」で憲法改正の審査、提出は行わない(4)憲法改正案は関連する項目ごとに区分して発議する--など。【須藤孝】

毎日新聞 2007年4月16日 12時10分 (最終更新時間 4月16日 13時32分)

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