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2007年3月24日 (土)

新しい都知事に最も力を入れてほしい政策は「医療・福祉」(47.5%)

 これは、東京新聞が今月16~18日に行った世論調査の結果です(東京新聞19日付)。

 この「福祉」、今回の都知事選でどの候補も使っている言葉です。しかし、各候補は本当に「福祉」と言えるようなことをやろうとしているのか?具体的に一体何をやるべきなのか?

 この問いの答えは、当然のことですが、頭の中で思いを巡らしているだけでは分かるものではありません。具体的に何をやるべきなのかは、実生活の必要性、すなわち実際に生活を営んでいる人々の要求と運動の中から出てきます。「福祉政策」というものは実際の生活の必要性から出てくるものだからです。

 その実生活に根差した要求を「福祉政策」として具体化したのが、かつての美濃部革新都政時代に実行されてきた様々な「福祉政策」でした。これを、石原慎太郎氏は、何ら実際的な根拠もなく、「何が贅沢かといえば、まず福祉」(『文芸春秋』1999年7月号)という有名な言葉の下に乱暴に切り捨ててきました。

 従って、「福祉政策」を実行すると言うなら、まずこの切り捨てられた「福祉政策」を元に戻さなければなりません。それらは実生活の必要から実行されていたものだからです。切り捨てられたものは、高齢者の医療費助成や老人福祉手当(寝たきりのお年寄りへの福祉手当)、特別養護老人ホームへの都独自の補助、シルバーパス、障害者の医療費助成、私立保育園への運営費補助などです。これらすべてが廃止ないし大幅削減されてきました。また、都立母子保健院を廃止し、都立病院の統廃合を進めてきました。そして、わずか年間64万円の障害者への盲導犬のえさ代補助すらも廃止。

 ところが、これらの「福祉政策」を実行すると明言するのは、吉田万三氏のみであり(「吉田万三の『福祉・子育て・くらし充実 緊急4か年プラン』」)、石原慎太郎氏はもちろん、浅野史郎氏も何も触れていません(石原慎太郎氏の公約はこちら、浅野史郎氏の公約はこちら)。

 さらにまた、これらの切り捨てられた福祉政策を復活させるだけではもちろん不十分で、今現在の実生活が求める新たな「福祉政策」を実行していかなければなりません

 この点、まず誰もが思い浮かぶのは、高すぎる国民健康保険料、高すぎる介護保険料です。人の命までも奪い、NHKのドキュメンタリーでも大問題として取り上げられた国保証のとりあげ(12月7日の記事)、去年の夏急に何倍にもなって市役所・区役所への問い合わせが殺到した保険料・住民税。これへの対策は、緊急であり必要不可欠です。

 次に思い浮かぶのは、応益負担を持ち込んで障害が重い人ほど重い負担を負わせる「障害者自立支援法」。これへの対策は不可欠です。

 これらを実行しようと公約しているのも吉田万三氏だけです。石原慎太郎氏も浅野史郎氏も何も触れません。彼らに「福祉」という言葉を弄んで欲しくありませんね。

 そもそも石原慎太郎氏は、都知事になった1999年から2005年までの間に「福祉政策」の費用を450億円も削ってきました。老人福祉費は、全国2位から32位にまで転落し、150を超える都立施設が廃止されました。一方で、年間1兆円(バブル経済前の水準の2倍)もの資金を大型公共事業を中心とする投資につぎ込みながらです。破綻が明らかな臨海開発に投入された額は8年間で2兆円を超えます。本来、都が負担する必要のない高速道路の建設に1,000億円も投入しようとしています。さらには、オリンピック招致をてこに8兆5,000億円規模の巨大開発を計画し、その基盤整備のために毎年1,000億円を積み立て始めています。

 浅野史郎氏は、そのマニフェストを見ても福祉にあてる予算増は4年間でわずか200億円。年間50億円です。石原氏によって450億円削られているわけですから、浅野氏が都知事になっても最初の年は福祉予算は50億円増えるだけ。削られた残りの400億円はそのまま石原氏から引き継ぐことになります。要するに「福祉政策」において石原氏と大差ないのです。

 「福祉」という言葉を弄ぶ石原慎太郎氏と浅野史郎氏に騙されてはなりません

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 以下のしんぶん赤旗の記事が参考になると思います。

3月23日「福祉充実、ムダづかいストップ、憲法守れ/東京都民の“三つの願い”を集め、吉田さんを知事に押し上げよう/志位委員長の訴え(大要)」

3月18日「「逆立ち」誰が正す/くらし削って巨大開発/都知事選 最大争点は税金の使い方」

 以下の記事にTBさせていただきます。

ポラリス-ある日本共産党支部のブログ「二つに割れた『オール与党』陣営と無党派・日本共産党との対決」

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