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2007年3月27日 (火)

石原慎太郎も浅野史郎も、2人そろって都知事選を堕落させてますね

 都知事選で自民党の支援を受け、民主党の支援を受ける浅野史郎氏と対決している石原慎太郎氏が、22日の知事選告示日に有楽町で、民主党の支援を受ける松沢成文・神奈川県知事と上田清司・埼玉県知事の応援演説を受けたことは各紙で報道されました。

 この石原氏を応援した松沢氏は、自分の神奈川県知事選挙では自民党の杉野正氏と対決しています。その神奈川自民党の1年生衆議院議員に中川秀直自民党幹事長室は石原の応援に入れと指示を出したそうです。そこで、河野太郎・自民党神奈川県連会長(衆議院議員)は、当然激怒。

 他方、浅野氏側でも、民主党前選対委員長の安住淳衆院議員(宮城県選出)が、「自称無党派候補者なんて、私はナンセンスだと思っている。そういう候補者ほどポスターを貼ってくれ集会をやってくれと政党に裏から頼んでくる。情けない話だが、これが実態だ」と自身のメールマガジンで書く始末。

 浅野氏擁立に主導的役割を果たした「東京。をプロデュース2007」という団体は、デマゴギーとしか言いようのない内容のホームページを立ち上げたままです(PPFVさんの3月23日の記事27日の記事、その他の記事を参照。あるいは僕の3月15日の記事22日の記事参照)。この団体が、一部で「プロ市民」などと揶揄されたのも一理あります

 要するに、その実態において石原氏との対決点がない浅野氏や民主党が無理矢理対決しようとするからこういうことになるのですね。「東京。をプロデュース2007」やその他の浅野応援者のブログが単に日本共産党と吉田万三氏を攻撃したいという動機しか見えない虚言をどんなにきちんと反論されても無視して書きまくっているのも、こういう自分たちの野心を隠すべく対決パフォーマンスを装っている浅野氏や民主党と利害が一致するのでしょう。醜く卑しいことです。

 それだけでなく、政治も選挙もますます堕落させることになっています。

 これお・ぷてらさんが27日の記事で、朝日新聞の世論調査の結果を論じてますが、僕も全くこの通りだと思います。石原氏はもちろん、浅野氏や民主党、そしてそれに群がる無責任な「市民」や社民党が、政治を堕落させているということがこの調査に現れていると思います。

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 以下のしんぶん赤旗の記事が参考になります。

自民神奈川県連会長が激怒のワケ/ねじれ「対決」 不協和音

2007年3月27日(火)「しんぶん赤旗」

自民神奈川県連会長が激怒のワケ
ねじれ「対決」 不協和音

 自民党神奈川県連会長でもある河野太郎衆院議員が自民党執行部に激しく怒っています。同県選出の衆議院一回当選議員のもとに、中川秀直幹事長室からの指示だといって東京都知事選の石原慎太郎陣営の応援に入れという連絡が届いたからです。

 〇…神奈川県知事選では自民党県連推薦の候補者が出ています。他方、東京都知事選で石原陣営は自民党都連の推薦を返上し、“脱政党”を前面に打ち出しています。ところが石原氏は二十二日に横浜入り、なんと現職の松沢成文候補(民主、社民両党支援)に応援のエールを送りました。その余波が続いています。

 神奈川県選出の、ある衆院議員は「神奈川でたたかっている相手の応援に入ってきたヤツ(石原氏)のところになんで応援にいかなければいけないのか」。河野県連会長もメールマガジンで憤まんをぶちまけています。「だいたい(石原氏は)自民党の推薦もいらないといっている人じゃないの? 一体全体どーしちゃったんだ」

 〇…民主党にも似たような状況があります。民主党前選対委員長の安住淳衆院議員が、都知事で“脱政党無党派”を看板にする候補の選挙運動の舞台裏を暴いています。「自称無党派候補者なんて、私はナンセンスだと思っている。そういう候補者ほどポスターを貼(は)ってくれ集会をやってくれと政党に裏から頼んでくる。情けない話だが、これが実態だ」。

 安住氏がメールマガジンで明かす“自称無党派候補”が誰を指すのか容易に推察できます。安住氏の地元は宮城県。都知事選に出ている浅野史郎候補は、同県で三度にわたり“自称無党派”選挙を展開しました。

 〇…もともと「オール与党」体制で都府県政を進めながら選挙のときだけ対立軸を出そうとしても無理があります。

 自民党や民主党が政党対決を避ける背景は――。一つは地方政治で手を結んできた「オール与党」体制への有権者からの批判の“弾除(たまよ)け”効果を狙う、二つ目は政策の違いが出せないので候補者の顔の違いでたたかわざるを得ない、そして候補者に「脱政党」「無党派」を言わせることで政党としての有権者への直接責任を避ける――。これでは政党の堕落です。

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政治4(東京都1)」カテゴリの記事

コメント

ご紹介いただき、感謝いたします。
saruさんが指摘なさっているように、たとえば「東京。をプロデュース2007」の動きは、ある意味できわめて職業的な感じを私はもっています。共産党は、これまで幾多のこんな攻撃にも耐えてきたのでしょうが。
浅野支持のなかにはこんな類の人びともいるということが次第に明らかになりつつあるのではないでしょうか。都民のみなさんも、これを鋭く感じ取っている感じがします。
その典型が「反共主義」でしょう。ブロガーにも、はっきりとそれが影を落としています。PPFVさんの指摘はこの点で正確だと思っています。
吉田氏の評価は、調査によるかぎり次第に高まっているのではないでしょうか。もっと頑張りが必要なのでしょうが。

 これお・ぷてらさん、わざわざコメントをありがとうございます。
 「東京。をプロデュース2007」にしろ何にしろ、浅野擁立に動いた「市民」というのがうさんくさくてしようがなかったのですが、AMLに投稿された筋違いの「批判」をそのまま引用したような記事を見つけたときには本当にあきれ果ててしまいました。「浅野史郎さんのハートに火をつけよう!」のブログにも類似の「反論」がありますね(http://asano46.exblog.jp/5005195/)。いずれにしろ問題の重大さが全く分かってない。こんな無知で無責任な人たちから説教なんぞ受けたくない。
 こんなことで都政が変わると思えるなんて、何とおめでたいことでしょう。このところの朝日新聞の世論調査の結果は、都民はこういうおめでたさは持ってないという、むしろ都民の政治意識の高さを示していると思っています。
 吉田氏の評価は微弱ながら上がってます。微弱に止まっているのは、働きかける僕らの力がまだまだ弱いからです。
 でも、先ほどもしんぶん赤旗の集金に行った先で、「吉田さん柔らかい感じでいいね」なんて声をかけられ嬉しくなりました。

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すでに旧聞となったが,愛知県知事選での野党敗北に関してネット上でも議論がなされた.民主党系候補が敗北したが,共産党候補の得票との合計では自公候補を上回っていた.従来だと,共産党が候補を出すからいかんのだ,利敵行為だ,という言論が圧倒的だった.しかし今回は,共産党が事前に民主党に共闘を申し入れ,それを民主が断ったという事情も合わせて議論され,比較的公平な議論となったように思われる. 先の記事に書いたように,沖縄では野党共闘が成立したから良かったが,そうでないときは,反自公の人々にとって,どの野党... [続きを読む]

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