品川区で中3までの医療費が無料になります
これは嬉しいニュースです。つい最近も引越を考えている30代の知り合いの夫婦から、子育てに優しい政策を採っている区はどこか、品川区はどうかと訊かれて、高橋区長になる前は良かったがそれ以来どんどん悪くなっている、品川区が子育てに優しい政策を採っているというのは昔の話だと答えたばかりだったので、なおさら喜ばしいことだと思います。さまざまな方の運動とそれを議会の内外で応援してきた日本共産党品川区議団の努力が実りました。
日本共産党は既に昨年2度に渡り無料化の条例案を提案してきましたが、自民・公明・民主・無所属の会などは昨年も「時期尚早」などとして反対してきました。「時期尚早」というのが事実を偽るものであったことが今回の品川区の措置で明らかになった格好です。
昨年の日本共産党の条例提案については、僕の12月30日の記事を、またそこに至るまでの歴史については同31日の記事をご覧ください。
今回の無料化については2月3日のしんぶん赤旗の記事(東京のページ)を引用しておきます。
2007年2月3日「しんぶん赤旗」
中3までの医療費無料に
10月から品川区 切実な要求実品川区は、10月から中学3年生まで医療費を無料にする方針を決めました。入院(食事代も含む)・通院費も助成対象で所得制限はありません。2007年度予算案に、12億2,600万円を盛り込みます。
23区では、医療費無料化の対象を中学生まで拡大する動きが急速に広がり、小学生にとどめているのは品川区など2区だけでした。
日本共産党区議団は06年3月、同12月の2回、対象を中学生に拡大する条例提案をしましたが、自民党、公明党、区民連合(民主党系)、無所属の会など「オール与党」が「時期尚早」として反対していました。
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