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2007年1月28日 (日)

パレスチナ、新内閣協議また凍結

 日経としんぶん赤旗(時事)の記事を引用しておきます。また、この間引用してなかったものも含めYOMIURI ONLINEの記事も参考のために引用しておきます。

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2007年1月27日(土)「日本経済新聞(夕刊)」

ガザ対立激化、11人死亡
新内閣協議また凍結

 【カイロ=森安健】パレスチナ自治区ガザで26日、政権与党であるイスラム原理主義組織ハマスと前与党ファタハの対立が激化し、合計で11人が死亡した。暴力の応酬を踏まえ、双方は挙国一致内閣創設に向けた協議を再び凍結すると発表した。ハマスのラドワン報道官は「本日のむごい殺害を受け、ファタハとのあらゆる対話を延期することにした」と述べた。ファタハも同様の声明を発表した。

 ファタハを率いるアッバス議長は今週初め、シリアを訪問しハマスの最高指導者ハレド・メシャル氏と会談。挙国一致内閣に向けた協議を加速することで一致した。しかし、アッバス氏が新内閣の絶対条件として「イスラエルの生存権認知」「過去の和平合意の順守」をあげたのに対して、ハマス側は受け入れなかった。

 国際社会の援助再開にはイスラエル認知しかないとするアッバス議長と、イスラエルから何の見返りもなく「認知」カードを切りたくないハマスの妥協しない姿勢が両組織問の緊張を生み、戦闘につながっている。

2007年1月28日(日)「しんぶん赤旗」

ファタハ対話ハマスが凍結
パレスチナ

 【エルサレム=時事】パレスチナ自治区ガザからの報道によると、自治政府を率いるイスラム原理主義組織ハマスのスポークスマンは26日、アッバス自治政府議長の支持基盤ファタハとの連立政権樹立に向けた対話を凍結すると宣言しました。

 ガザ地区ではこの日、ファタハとハマスが激しい交戦を繰り広げ、ロイター通信によると、両組織の関係者や民間人ら15人が死亡。ファタハのスポークスマンも「殺人集団との対話は不可能だ」と述べ、対決姿勢を強調しました。

 ファタハとハマスの対立は、アッバス議長が先月中旬、ハマスが過半数を占めるパレスチナ評議会(議会)の前倒し選挙の実施を呼び掛けたことで一気に激化しました。

 同議長は今月21日、訪問先のシリアで、同国に亡命しているハマス強硬派指導者メシャル氏と会談。衝突回避を目指すことで合意していましたが、早くもほごにされた形です。

「国家」認めればイスラエルと交渉用意…ハマス指導者(YOMIURI ONLINE)

 【ダマスカス=長谷川由紀】パレスチナ自治政府を主導するイスラム原理主義組織ハマスの政治部門指導者ハレド・メシャル氏(50)は9日、ダマスカス市内で本紙との単独会見に応じた。メシャル氏はこの中で、生存権を認めていないイスラエルについて「交渉を完全に否定するものではない」と述べ、同国との交渉について踏み込んだ発言をした。

 メシャル氏はイスラエルとの交渉について、ヨルダン川西岸とガザ地区を領土とするパレスチナ国家樹立が実現するなら可能との認識を示した。ハマスは「イスラエルせん滅」と「パレスチナ全土の解放」を最終目標に掲げてきたが、昨年6月、アッバス・パレスチナ自治政府議長率いるファタハとの間で、イスラエルが1967年の第3次中東戦争で占領した西岸とガザ地区を領域とする国家樹立を目指すことを盛り込んだ文書に合意しており、これを踏まえた発言だ。

 西岸とガザ地区での国家樹立案は事実上、イスラエルとの「2国家共存」を認めるものだが、メシャル氏は「パレスチナ国家を樹立することと、イスラエルを認めることは違う」と改めて強調した。

 ただ、その一方で、イスラエルを国家として承認しなくても「交渉は可能」とも述べ、占領地からの撤退などイスラエル側の譲歩があれば、柔軟に対応する考えを示唆した。また、パレスチナ国家の最終形態についても「パレスチナ人民の意思と判断を尊重する」と言明し、必ずしも全土解放にこだわらない方針を示した。

 メシャル氏が対イスラエル関係やパレスチナ国家について条件付きながらも柔軟姿勢を示したのは、「テロ組織」「武装闘争重視」の印象を払拭(ふっしょく)、責任ある政党組織として支持を取り付けたい狙いがあると見られる。イスラエルが、ハマスの要求に応じる可能性は低い。

(2007年1月10日23時23分  読売新聞)

米国務長官、アッバス議長への軍事支援を明言(YOMIURI ONLINE)

 【エルサレム=三井美奈】中東歴訪中のライス米国務長官は14日、パレスチナ自治政府のアッバス議長と自治区ラマッラの議長府で会談した。

 会談後の記者会見で、ライス長官は、「自治政府の治安部隊を訓練し、装備を調える。和平合意に沿ったものだ」と述べ、アッバス議長が率いるファタハ系治安部隊に対して、米国が軍事支援をすると明言した。

 内閣を率いるイスラム原理主義組織ハマス、ファタハ両派が抗争を続ける中、米国が議長に肩入れし、イランの支援を受けるハマスを押さえ込む戦略だ。

 ライス長官は援助規模に言及しなかったが、ブッシュ政権は議長支援のため約8600万ドル(約100億円)の拠出を決めている。アッバス議長も、「友邦(米国)からの武器供与はイスラエルの同意を得て受けている」と述べ、米国の援助を歓迎した。ただ、米国のファタハ支援は、両派の武力衝突を拡大する危険もある。

 その一方、アッバス議長は、ハマスとの間で再び「挙国一致内閣」の組閣交渉を始める方針を示し、ライスはこれに反対しなかった。ライス長官は「中東和平への米国の関与を深める」と述べ、イラク政策に追われていたブッシュ政権が、パレスチナ問題に本腰を入れると約束した。

 また、イスラエルのリブニ外相は停滞する和平プロセス再開に向け、先月下旬、「ロードマップ(行程表)」が定めた段階にこだわらず、暫定的にパレスチナ国家を樹立する考えを示唆していたが、アッバス議長は会見で、「暫定的な解決策には反対」とこの提案を拒否した。

 ライス長官も13日のリブニ外相との会談で、「ロードマップは国際的支持を得ており重要」と述べ、見直し論を退けている。

(2007年1月14日22時52分  読売新聞)

挙国一致内閣樹立継続で合意、パレスチナ・トップ会談(YOMIURI ONLINE)

 【エルサレム=柳沢亨之】パレスチナ自治政府のアッバス議長と同政府を主導するイスラム原理主義組織ハマス最高幹部のハレド・メシャル氏は21日夜、シリアの首都ダマスカスで会談し、暗礁に乗り上げている「挙国一致内閣」樹立交渉を継続することで合意した。

 ただ、イスラエル生存権の認否など基本政策で歩み寄ることはできなかった。両トップの会談は昨年1月の評議会選でのハマス勝利以来初めて。

 シリアからの報道によると、会談後の共同記者会見でメシャル氏は、「まだ複数の点で対立がある」としながらも、「対話による解決」を訴えた。2週間以内に議長率いるファタハ、ハマス間の交渉を再開するという。

 ファタハとハマスは昨夏、自治政府に対する米国などの制裁撤廃を目指し挙国一致内閣樹立交渉を始めたが、対イスラエル政策や内相人事をめぐり対立。両組織の武力衝突も頻発し、内戦突入の危機が指摘されていた。シリアはメシャル氏の亡命先。

(2007年1月22日14時12分  読売新聞)

3日間で死者21人、パレスチナ「挙国内閣」交渉延期
パレスチナ問題
(YOMIURI ONLINE)

 【エルサレム=三井美奈】パレスチナ自治区ガザ地区で27日、内閣を主導するイスラム原理主義組織ハマスと、アッバス議長率いるファタハ両派が各地で銃撃戦を展開し、計4人が死亡した。

 両派は25日夜以降、ガザ地区各地で衝突を続け、3日間の死者は計21人に達しており、アッバス議長が昨年12月に評議会(国会)選挙の前倒し実施を発表して以降、最悪の事態となった。両派は26日、予定されていた「挙国一致内閣」樹立に向けた交渉の延期を決め、再び緊張が高まっている。

 ハマス報道官は26日、「ファタハは『殺し屋』をかくまっている」と主張。ファタハ報道官も「責任はハマスにある。連中は本音では、組閣交渉よりもファタハ攻撃をしたいのだ」と応じた。

 両派の衝突は、評議会選挙の前倒し実施が発表されてから、断続的に続いていた。

 ただ、議長とハマス最高幹部メシャル氏は今月21日にシリアで会談し、欧米の援助再開を目指して「挙国一致内閣」に向けた交渉の再開で合意し、歩みよりの姿勢を示していた。その数日後の衝突再発だけに、両派指導部が末端の武装メンバーを統御できなくなった事態を浮き彫りにするとともに、両派は双方とも態度を硬化させたことで、交渉再開はより困難になったとも言える。

 議長は26日、訪問先のスイス・ダボスで、「組閣交渉は2、3週間に限定すべき」と主張。交渉がまとまらない場合、評議会選を強行する方針を再確認し、ハマスに譲歩を迫った。

 議長による選挙実施の発表後、両派の衝突による死者は約50人にのぼる。

(2007年1月28日1時48分  読売新聞)

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