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2007年1月 9日 (火)

御手洗ビジョンの歪んだ現実認識の理由

 昨日のしんぶん赤旗には友寄英隆さんの経済時評が載っています。いつもの通りなかなか面白い。

 内容は、元日に出た日本経団連の政策提言「希望の国、日本」(御手洗ビジョン)の現実認識は、日本経済の矛盾に自ら目を背けるという都合の良いものになっているが、なぜこんなにも一面的なのかについてです。

 友寄さんは2つ理由を挙げます。

 1つは、財界が一種のユーフォリア(euphoria、陶酔的熱狂)状態に入っているからかも知れないと言います。要するに調子に乗りすぎて見えるはずのものも見えない状態になっているからかも知れないという訳です。

 もう1つは、従来とは変質した財界の構造的な特質を挙げています。旧経団連は「総資本」の立場に立って、さまざまの利害の「調整役」の役割も果たしていたが、90年代以降、とりわけ02年5月の新経団連以降、財界は、もっぱら主流派の巨大企業の立場(多国籍企業化した「勝ち組」資本の立場)を代表する利益集団に変質したというのです。

 財界自ら目覚めることは決してなく、矛盾爆発による経済社会の大破綻に至る前に、この歪んだ現実認識を変えられるのは労働者と国民の闘いだけだと指摘しています。

 ともかく、友寄さんの経済時評はいつも興味深く読ませてもらってます。ネット上では、今回のものともう1つが読めますので、リンクしておきます。

 日本型の異常な「格差景気」(2006年12月04日)

 「御手洗ビジョン」の現実認識(2007年01月08日)

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