« お正月には正月料理がいい | トップページ | ガーナ(地球特派員スペシャル「地球マップ2007“格差”と“競争”にどう立ち向かうか」) »

2007年1月 4日 (木)

ソマリア、暫定政府が全土を掌握

 昨日の各紙によれば、1日に暫定政府とエチオピアの連合軍が全土を掌握したそうです。

 イスラム法廷連合(UIC)が敗退するのがあっという間で不思議な気がします。報道を読んでいるとそれほどの抵抗をしたようにも見えません。どういう実態を持った勢力だったんでしょうか。去年の6月には一旦は首都モガディシオを制圧するくらいの勢力があったはずなんですが。

 気になるのは、①エチオピアに反感を抱く住民が多いという報道、②半年の統治で治安を回復したUICを支持する市民が少なくないという報道、③UICは犠牲者を出したくないという市民の要請を受け入れて首都を撤退したという報道、④暫定政府は組織力が弱く治安維持をエチオピア軍に頼っており警察も昨日してないという報道。

 また、アフリカ連合(AU)は、エチオピアに即時撤退を求め、暫定政府とUICにアラブ連盟が仲介する和平交渉に戻るよう求めていたこと。他方、アメリカはエチオピアに理解を示し暫定政府の要請でソマリア沖で海上臨検と戦闘員の拘束を行っているらしいこと。

 毎日新聞によれば、ソマリアをめぐる動きは以下の通り。

91年 1月
 バーレ政権が反政府勢力に打倒され、内戦に突入

93年 5月
 米軍主体の国連平和執行部隊が展開

95年 3月
 米兵死傷者続出を受け、国連平和執行部隊が撤退

04年10月
 ケニア・ナイロビでソマリア北部出身のユスフ氏を暫定政府大統領に選出

06年 6月
 イスラム法廷連合が首都モガディシオを制圧

    7月21日
 法廷連合がソマリア領内のエチオピア軍への「聖戦」を宣言

   11月下旬
 首都北西の暫定政府拠点バイドア周辺で法廷連合とエチオピア軍が武力衝突

   12月12日
 法廷連合がエチオピア軍に「撤退しなければ攻撃」と警告

      24日
 エチオピア政府がソマリア派兵を初めて認める
 エチオピア軍機が法廷連合支配地域で空爆を開始

      25日
 エチオピア軍機が首都の空港を空爆

      27日
 暫定政府軍が首都北方のジョハールを制圧
 アフリカ連合(AU)がエチオピア軍の撤退を要求

      28日
 法廷連合が首都撤退、暫定政府・エチオピア軍が首都制圧

Banner←励みになりますのでクリックお願いします(^^)v

« お正月には正月料理がいい | トップページ | ガーナ(地球特派員スペシャル「地球マップ2007“格差”と“競争”にどう立ち向かうか」) »

政治3(世界3-アフリカ)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/190737/13326526

この記事へのトラックバック一覧です: ソマリア、暫定政府が全土を掌握:

« お正月には正月料理がいい | トップページ | ガーナ(地球特派員スペシャル「地球マップ2007“格差”と“競争”にどう立ち向かうか」) »

最近の記事

カテゴリー

2016年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のコメント

興味のあるHP・Blog

無料ブログはココログ