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2006年12月16日 (土)

映画「春が来れば」

 いい映画です。

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 監督が、リュ・ジャンハで、「八月のクリスマス」「春の日は過ぎゆく」でホ・ジノ監督の助監督を務めた人だそうです。道理で全体の雰囲気が似ている感じもしました。登場人物が何も語らないまま静かーに少しずつ変化していく感じです。僕は、「春の日は過ぎゆく」は結構気に入っているのですが、この静かーな感じはそれほど得意ではありません。そのためなのか結構引き込まれて見ていたつもりなのですが、最後にはもう一つの感が残りました。

 主人公がチェ・ミンシクで、夢を叶えられぬまま中年となり、恋人とも別れ話が出ている寂しい男を、いい感じで演じています。その屈託のある感じがよく出ています。母親との関係、指導することになった子どもとの関係、その父親やおばあさんとの関係、自動車整備工の若者との関係等々、どれもいい感じです。

 舞台は廃れつつある炭坑町なんですが、何か山田洋次監督の映画に出てくる夕張の雰囲気と似ている感じがしました。日本もそうですが、韓国の田舎の風景って、何か引き込まれます。

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