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2006年12月20日 (水)

チャベス大統領が「ベネズエラ統一社会主義党」の結成を提唱

 ベネズエラのチャベス大統領が15日に、社会主義権説を基本目標とする「ベネズエラ統一社会主義党」の結成を呼びかけたそうです(今朝のしんぶん赤旗7面、松島良尚特派員の記事)。

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 新党結成は3日の大統領選挙前からチャベス大統領が構想していたものですが、3日の選挙ではチャベス大統領を議長とする与党・第五共和国運動始め25の政党・組織が全国推進選挙本部を設けて闘いました。

 「統一社会主義党」の呼びかけは、(1)これらの政党・組織を単一の政党にまとめるとともに、(2)与党内の腐敗・汚職の一掃などを視野に入れているそうです。

 チャベス大統領は、「この新しい時代には一部の党派のためではなく、国民に奉仕し、社会主義への道を歩む構造が必要だ。草の根からすべての左翼の潮流が結集することが求められる。我々は新党結成時から規律、モラルに厳しくあらねばならない。腐敗にまみれた者や無責任な人はごめんだ」と強調したそうです。

 この提案に対して、与党の一角をなすベネズエラ共産党はただちに支持を表明し、新党は独自のイデオロギー的な枠を持つべきであり、グループの寄せ集めであってはならないとの見解を示したそうです。

 僕が7日の記事に書いた、5日の日経の記事はチャベス大統領の独裁に向けた動きとして「単一政党制への移行も提案」と書いていましたが、チャベス大統領が選挙前から構想していたこの提案を指したものでしょう。

 しかし、言うまでもなく国家体制として単一政党制を採ることと(日本などで採られている体制は複数政党制)、選挙を統一して闘う政党・組織が合同することとは全く別のことです。そうでなければ、1955年の自民党の結成、1994年の新進党の結成、1996年・1998年の民主党の結成などはすべて独裁ということになってしまいます。

 大統領選で野党のロサレス候補は、チャベス大統領を批判して「国民が全て国家に対して盲目になれ、これが21世紀の社会主義だ」と述べ(「ラテンアメリカから見ると」この記事参照)、この提案に対して野党は、大統領が専制主義を意図し、キューバ共産党型の政治モデルを実現しようとするものだと非難しているそうですが(「ラテンアメリカから見ると」この記事参照)、日経の記事はこれと同じ立場のものでしょう。

 さらに、「ラテンアメリカから見ると」「3745ベネズエラ、21世紀の社会主義を推進(061216)」という記事もこれに関するものです。

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