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2006年11月 1日 (水)

6カ国協議の再開合意は、国際社会の一致した意思に基づく外交努力の成果

 昨日朝鮮半島の非核化に向けた1歩が踏み出されました。重要な前進だと思います。

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 僕は、ここで、この1歩をもたらしたものは何かということをはっきりさせておくことが大切だと思います。

 この点、今朝の各紙の報道を見ると、単純に各国が北朝鮮に圧力をかけたからだという見方が大勢だと思います。

 確かに、各国は国連安保理の北朝鮮制裁決議(決議1718)に基づいて圧力をかけました。

 しかし、重要なのは、この圧力がどういうものだったのかということです。

 第1に、この圧力は、国際社会の一致した意思に基づくものであり、一致した対応でした。北朝鮮の核実験実施声明(10月9日)からわずか5日後に安保理決議1718が全会一致で採択され、その後も中国の唐家セン国務委員やアメリカのライス国務長官らによるきわめて精力的な外交活動が、密接な連携の下に行われました。

 第2に、この圧力は、非軍事的な措置であり、中国、続いてアメリカの外交努力によるものでした。

 僕は、今回の成果を次のステップへとつなげていくためには、これを単純に圧力の成果と見るだけではなく、その圧力が(1)国際社会の一致した意思・行動と(2)平和的・外交的努力だったことをきちんと押さえた上でこれからの対応も考えていかなければいけないと思います。

 この観点がしっかりしている今朝のしんぶん赤旗の小寺松雄記者による以下の論説はお薦めです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-11-01/2006110107_01_0.html

 また、しんぶん赤旗の以下のまとめ記事は正確な観点を持った日本共産党のこの問題への対応がまとめられていてよい記事だと思います。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-11-01/2006110102_02_0.html

 ついでながら、決議1718の外務省による仮訳が出てますね。

(外務省仮訳)http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/n_korea/anpo1718.html

(しんぶん赤旗17日付の訳)http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-10-17/2006101704_04_0.html

 また、外務省は「北朝鮮の核問題」と題するページも設けています。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/n_korea/kakumondai0609.html

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