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2006年11月27日 (月)

第2・保育料は子育て世代の負担軽減の視点で定めなければならない

 昨日、同一タイトルで記事をアップしました

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 が、これは日本共産党の提案だから何でもアップしようとして漫然とアップしたものではありません。いくら僕が未だ結婚したことのない独身男性だからといっても、さすがにこの年になれば、子育てには大きな費用がかかることくらい分かるし、また今の日本ではその費用負担が諸外国に比べて大きすぎるということが社会問題になっていることを知っているからです。

 そんな訳で、2年前に品川区がろくな審議もなく保育料を9%値上げしたときには「品川区はどうしてこういうことをやるのか」とあきれましたし、このことを保育園利用者の方々に知らせるビラをまくのもお手伝いしました。そして、今回の保育料を値上げ前に戻すという日本共産党のささやかな提案が、日本共産党以外の全会派(たぶん全議員)の反対によって否決されたのを知ったときには、日本共産党以外の全議員が大挙して「保育料値上げが正しい保育政策だ」と主張するのは一体全体どういう理由からだろうかと非常に不思議に思いました。素朴に不思議だったんです。

 そこで、今回のみならず2年前のものも含めて、厚生委員会ならびに本会議の(たぶん)全議事録に目を通してみました(議事録は品川区議会のHPで読めます)。

 全議事録を読んだ以上、いろいろと思うことがありました。そこで、考えたことを少しずつ記事に書いていきたいと思います。

 まず、日本共産党以外の全議員によって主張されている「保育料値上げが正しい保育政策だ」という意見の理由は何かという問題です。

 この点は、6月26日の厚生委員会によっていろんな議員がいろんな言い方をしていますが、この委員会を受けた7月7日の本会議での須藤安通・厚生委員長(自民)による説明がまとまっていると思います。曰く「在宅子育て家庭への支援との公平性、また、子育てを支える区民全体の理解にも配慮する必要があり、事業の安定と発展性を確保し、保育料の負担水準を適正に維持する必要性から改定を実施した」。

 あるいは6月26日の厚生委員会における小林保育課長による説明もほぼ同じでまとまっています。曰く「子育て環境の充実を考えるとき、今ご指摘のございました在宅子育て家庭への支援との公平性、また、子育てを支える区民の理解にも配慮する必要がございます。こうした観点を踏まえまして、事業の安定と発展性を確保する観点から、保育料の負担水準を適正に維持する必要があると考えたものです。平成16年度におきましては、この適正な負担水準を維持するという趣旨で改定を要するという判断で第1回定例会のご審議をいただいたところでございます」。

 分かりにくい言い方ですが、保育事業の安定・発展のためには保育料は適正なものでなければならず、では何が適正な保育料かといえば、在宅子育て家庭への支援と公平だと言え、かつ区民全体の理解が得られる保育料だということでしょう。

 在宅子育て家庭への支援と公平だと言えれば、通常は区民全体の理解も得られるでしょうから、要するに在宅子育て家庭への区の支援と公平だと言える保育料が正しい保育料だということになるでしょう。もっと言えば、保育園を利用している人と利用してない人が公平であればよく、保育料を値上げすることによって公平になるということです。

 しかし、保育料値上げが、保育園利用者と非利用者を本当に公平にしたのでしょうか?

 一般に「公平」というのは良い意味合いを持った言葉です。悪い意味合いの言葉ではありません。すなわち、不公平な状態が公平な状態になれば、それは事態が改善されたことを意味します。不公平なものが公平になって事態が改善されるからこそ人は何事に付け公平にすることを求めるのです。

 すると、保育料値上げが公平だと言うからには、保育園の利用・非利用を問わず少なくとも子育て世代の値上げ前の状態が改善されているはずです。

 しかし、どこが改善されているのでしょうか?

 保育園利用者は値上げによって負担が増えました。これはいかなる意味でも改善とは言えないでしょう。

 では、非利用者はどうでしょうか?何か値上げ前の状態が改善されたでしょうか?非利用者に対しては値上げは何ももたらしてない訳ですからやはり改善されてません。

 結局、子育て世代の誰も何も改善されてないのです。改善どころか、保育園利用者の負担を増やしただけで、子育て世代の状態を悪化させただけです。

 このように何も改善されてないにもかかわらず、保育料値上げが「公平」にしたと言うのは、改善されてないことを改善されていると偽ることだと思います。状態が何も改善されてないにもかかわらず、それを「公平」だと言うのは、一般社会では詐欺師・ペテン師のみが為せる詭弁なのではないでしょうか?

 以上、保育料値上げは子育て世代の状況を何も改善するものではなく、従ってそれは公平なものではなく完全に間違った保育政策だと思います。

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